Amazon(アマゾン)は4月27日、3GBメモリー搭載の新世代10.1インチタブレット「Fire HD 10」と、4GBメモリー搭載「Fire HD 10 Plus」、周辺機器を発表した。新Fire HD 10の直販価格は税込1万5980円からで、Fire HD 10 Plusは税込1万8980円から。キーボード付きカバーの直販価格は税込5980円、Fire HD 10 Plus用ワイヤレス充電スタンドが税込5980円。4月27日から予約受付を開始し、5月26日から出荷する予定。
また、Fire HD 10またはFire HD 10 Plus、「キーボード付きカバー」、「Microsoft 365 Personal 1年版」(オンラインコード版)をセットにした「エッセンシャルセット」(Fire HD 10 Plus版)なども用意。同セットの直販価格は税込2万4980円からとなっている。Microsoft 365 Personal 1年版は、1年間が経過すると、マイクロソフトとのサブスクリプション契約を行うかどうか選択する必要がある。
児童向けの「Fire HD 10」も発表されている。直販価格は税込1万9980円。
新世代「Fire HD 10」「Fire HD 10 Plus」などの主な概要
- Fire HD 10:ストレージ32GB版が税込1万5980円。ストレージ64GB版が税込1万9980円。3GBメモリー搭載。画面最大解像度は1920×1080(224ppi。400nit)。重量465g。バッテリー駆動時間は最大12時間。USB-C端子搭載。カラーバリエーションはブラック、デニム、オリーブの3色
- Fire HD 10 Plus:ストレージ32GB版が税込1万8980円。ストレージ64GB版が税込2万2980円。4GBメモリー搭載。画面最大解像度は1920×1080(224ppi。400nit)。重量468g。バッテリー駆動時間は最大12時間。USB-C端子搭載。ワイヤレス充電対応。本体色はスレート(濃い灰色)のみ
- Fire HD 10 Plus用ワイヤレス充電スタンド:税込5980円。Anker製で、「Made for Amazon」認定を取得
- キーボード付きカバー:税込5980円。重量は634g。日本語配列。「Made for Amazon」認定を取得済みのFintie製Bluetoothキーボード。タブレット部分とキーボードはマグネット式で固定されており、簡単に着脱できる。500mAhリチウム電池内蔵で、継続動作時間は約400時間(30分でスリープ)。タブレット側からの電源供給は必要ない
- 専用デザインカバー:税込4780円。Amazon純正。オリーブ、ラベンダー、デニム、チャコールブラックの4色を用意
セット製品の概要
- Fire HD 10 Plus+ワイヤレス充電スタンドセット:ストレージ32GB版が税込2万2980円。ストレージ64GB版が税込2万6980円。Fire HD 10 Plusとワイヤレス充電スタンドのセット
- Fire HD 10 エッセンシャルセット:ストレージ32GB版が税込2万4980円。ストレージ64GB版が税込2万8980円。Fire HD 10、キーボード付きカバー、「Microsoft 365 Personal 1年版」(オンラインコード版)をセットにしたもの
- Fire HD 10 Plusエッセンシャルセット:ストレージ32GB版が税込2万7980円。ストレージ64GB版が税込3万1980円。Fire HD 10 Plus、キーボード付きカバー、「Microsoft 365 Personal 1年版」(オンラインコード版)のセット
- Fire HD 10 Plusエッセンシャルセット+ワイヤレス充電スタンドセット:ストレージ32GB版が税込3万1980円。ストレージ64GB版が税込3万5980円。Fire HD 10 Plusエッセンシャルセットと、ワイヤレス充電スタンドのセット
Fire HD 10およびFire HD 10 Plusは、最大解像度1920×1080(224ppi。400nit)の液晶ディスプレイを搭載する10.1インチタブレット。CPUとして2.0GHzオクタコアプロセッサーを採用しており、Fire HD 10は3GBメモリー、Fire HD 10 Plusが4GBメモリーを内蔵している。
カメラ機能としては、200万画素のフロントカメラおよび500万画素リアカメラを搭載しており、720pのHDビデオ録画も可能。またフロントカメラの位置が、ZoomやSkype、Microsoft Teams(近日提供開始予定)を利用したビデオ通話が行いやすいよう、横位置に移動している。
無線機能はWi-Fi対応(a/b/g/n)、Bluetooth 5.0 LE。最大1TB対応のmicroSDカードスロットを搭載している。インターフェイスはUSB-C。
サイズは247×166×9.2mm。重量は、Fire HD 10が重量465g、Fire HD 10 Plusは重量468g。全世代機より0.6mm薄く、39g軽量化したという。バッテリー駆動時間は最大12時間。Fire HD 10 Plusは、シリーズ初のワイヤレス充電をサポートしており、専用の「ワイヤレス充電スタンド」に置くだけで充電が開始される。
またFire OSが2画面表示機能を新たにサポートしており、インターネットで調べものをしながら動画を視聴する、ビデオ通話をしながら友人にメッセージを送る、OneNoteで資料を作成しながらKindle本を読むなど、1度にふたつのアプリの操作が行えるようになった。
Fire HD 10およびFire HD 10 PlusともAmazon Alexaを搭載し、ハンズフリーモードに対応。「Showモード」を設定しAlexaの呼びかけ機能を使うと、Alexaに話しかけるだけで、ニュースや天気、スケジュールを確認できるほか、他のAlexa搭載デバイス・Alexaアプリユーザーと接続しビデオ通話も行える。
このほか「デバイスダッシュボード」を利用し、自宅のスマートデバイスを管理できるようになった。
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カテゴリー:ハードウェア
タグ:Amazon / アマゾン(企業)、Amazon Alexa(製品・サービス)、Skype(製品・サービス)、Zoom(製品・サービス)、Fire HD(製品)、Microsoft 365(製品・サービス)、Microsoft Teams(製品・サービス)、
日本(国・地域)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2021/04/27/amazon-fire-hd-10-plus/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Takashi Higa
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