アプリが歯磨きを教えてくれる!最新ドルツで磨き方改革

通勤していた時は、隣のビルにあるデンタルクリニックに毎月メンテナンスに通っていたものの、リモート勤務の上に、あまり大きく口を開きたくない状況もあり、しばらくの間お休みしていました。ところが、なんとなく歯が気持ち悪いんです。虫歯じゃないけど、ザラつくというか、膜がかかった状態というか。

もともと歯磨きが苦手で、定期検診では必ず磨き方の指導が入るレベル。そんな時は決まって「歯と歯ぐきの間、斜め45度に当て、小刻みに動かして、1本ずつ磨いてください!」と言われます。ずっと自分の歯で食べたい思いはあるので、検診後3日くらいはやります。でも、その後が…。

そんな具合なのでいつも気になっている歯磨きですが、パナソニックの音波振動ハブラシ「ドルツ EW-DT51」に新作が出たというので、借りて試て磨きをしてみました。

■汚れが落ちてると実感できる磨き心地

普段、手磨きの歯ブラシを使っているのですが、まず感動したのが、腕を動かして歯を磨かなくていいこと。電動なので当たり前といえば当たり前なのですが、押し当てるだけで磨けるという点。「細かく動かして磨いて」といわれても、そんなに細く動かしながら全部の歯は磨けないけど、これならリニア音波振動で約31,000ストローク/分可動するから、疲れることなくすべての歯を磨けるのです。

しかも歯科衛生士の方がいう、歯と歯ぐきの境目に歯ブラシの毛先を45°の角度に当てて、細かく動かし磨く方法を簡単に実践できること。「バス法」という磨き方らしく、これにぴったり。ほんと押し当てるだけだから、磨けているのかなという気もするが、磨き終わった後の爽快感が手磨きとは比べ物にならないくらい。歯にかかってたベールが取れたイメージ。見た目にも、歯と歯の隙間がちゃんと磨けているのが分かるほどです。

ちなみに歯ブラシの毛先を歯の表面に垂直に当てて、軽い力で細かく動かすのが「スクラビング法」という磨き方。歯ブラシが細かくヨコ方向に動くため、こちらも問題なく実践可能です。

そして、泡立ちがすごい! ちょっとずれますが、手に洗顔料を取って手だけで泡だてるよりも、泡立てネットで洗顔料を泡だてた時の、きめ細かでフカフカな方が泡が出るあの感じ。歯磨き粉が少しでも、音波振動でしっかり泡立って磨けます。ただ、その分、手磨きの倍以上、歯磨き粉が飛散したり、口から垂れたりします笑

■アプリ連携で正しい歯磨きを実践できる

今回試したかったのが、歯の磨き方を教えてくれるというアプリとの連携。インストールした「ドルツアプリ」を立ち上げ、本体の電源を入れれば連携は完了します。

アプリでできることは大きく7つ。

1つめは、スマホ画面で磨き方のレッスン動画を見ながら、それを実践できること。普段、何気なく磨いているのでちゃんと意識が集中できます。磨き残しが少なくなりますし、繰り返せば、正しい磨き方が身につきます。

2つめは、ブラシの動きをリアルタイムで追っているので押しつけ過ぎの場合は知らせてくれます。普段手磨きでつい力を入れがちなのでありがたい仕様。

3つめが自分に合わせた磨き方コースを作れること。今回は借りた期間が短かったのでこれはできませんでしたが、本格的に磨く場合は重宝しそう。

4つめがカレンダー機能。日々の歯磨き状況やブラシ交換時期を確認できるようですが、毎回アプリを立ち上げて磨くのはなかなか難しく(特に朝)、空白が並びました。

5つめは、歯ぐきの状態に合わせてカスタマイズコースを作れ、6つめは自分の好きな磨き方に設定可能。そして最後が、定期的に歯周ケアのアドバイスが受けられること。

 

ということで、毎日、アプリを連動させて磨くのは無理だったので、キャンプに行った時に歯磨きと向き合いました。正しい歯の磨き方のレッスン動画は、磨く場所や流れ、ペースがつかめるからとても便利。電動歯ブラシなので、力の入れ加減も自分で調整しなくていいので、均一に磨けます。

▲上半分に磨き方が表示され、下半分には自分の顔が映るので、歯ブラシの当て方を見ながら磨いていける。また部位ごとに歯磨きの基本をチェックできる動画も用意されているので、歯磨きをしていない時でもブラシの動かし方などを学べる。カレンダーには磨いた日が表示され、開始時刻や磨いた時間に加え、ブラシの当てた強さなども表示

アプリを使って歯磨きと向き合った結果、正しい歯の磨き方で、毎日ちゃんと磨かなければいけないという、当たり前のことに気づかされました。

▲磨き終えると、歯磨きの結果と歯磨きに対してのチェックをしてもらえます

■携帯ケース付きでどこにでも持ち運べる

今回、キャンプに持って行ったのもこの携帯ケースがあったから。ちょっとしたメガネケースぐらいの大きさで、全然邪魔になりません。マットな色もギア感があって、キャンプ道具と並べても遜色ない仕様です。

逆に歯ブラシは、枕と同じで毎日使って自分に馴染むものだから、キャンプや旅行には持っていくのが正解なんだとも気づかされました。

しかもキャンプや旅行の時の歯磨きはおざなりになりがち。普段使用している歯ブラシを持って行った方が、しっかり歯を磨くかもしれません。

持ち手部分が太い、逆テーパーボディで握りやすく磨きやすい。機能性はもちろん、質感が高く、表示も見やすく、プロダクトとして完成されているイメージ。所有欲をそそります。

歯周ポケットの汚れをしっかり掻き出すのが、この細さ約0.02mmの極細毛ブラシ。ヘッドが小さく、薄くなっているので、奥歯までしっかり届きます。口が小さいので、コンパクトサイズを使っていましたが、ラージサイズも用意されているので、好みで使えます。

■洗面台にスッキリ置いておけるデザイン

電動歯ブラシは毎日使うものなので、見た目は重要なポイント。衛生面が求められるプロダクツはどうしても白が多くなりがちですが、こちらはマットなブラックでシャープな印象。シルエットもきれいで、サニタリースペースに映える、上質なデザインに仕上がっています。

ちなみに本体はIPX7の防水設計で、汚れたら水洗いも可能です。

充電台にもなる、歯ブラシのスタンド。無接点充電で下が空いているため、歯ブラシから水が滴ってもすぐ拭けて衛生的。こうした細部の気遣いに、パナソニックの電動歯ブラシにおける歴史を感じます。

※  ※  ※

さて、普段は手磨きの歯ブラシを使っているのですが、今回電動歯ブラシを借りて実感できたことが2つ。1つは音波振動ブラシの実力と、もう1つがアプリの便利さ。懐が許せば、すぐにでも欲しいアイテムでした。

>>Panasonic「音波振動ハブラシ(電動歯ブラシ)ドルツ EW-DT51」

<写真・文/澤村尚徳(&GP)>

【関連記事】

◆毎日手軽に使える自分磨きグッズ10選【暮らし向上必需ギア
◆IoT搭載歯ブラシで口内をいつでもピッカピカに
◆一度使うとクセになる「ジェットウォッシャー ドルツ」が待望のコードレス化!


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA