eメールを打つのと同じくらい手軽にビデオを作れる――そんなコンセプトのAIビデオ生成プラットフォーム「Synthesia」が成長を続けています。
シンプルなステップでビデオを作成できる
Synthesiaは、主としてビジネス向けのビデオ作成を想定したプラットフォーム。ユーザーは、非常にシンプルな手順でビデオを作ることができます。
まずは、ユーザーが用意した文章を話す「AIプレゼンター」のアバターを選択します。プリセットのアバターから選ぶだけでなく、ユーザー自身のアバターを作成して使うこともできるそう。
そして、AIプレゼンターに話してもらいたい文章を打ち込むと、実際に人が話しているかのようなリアルさでプレゼンターが話すビデオが自動生成されます。
驚くべきことにSynthesiaは40以上の言語に対応しており、母国語以外の言語によるビデオ作成をサポートします。また、ビデオに図形や画像などを入れることも可能です。
公式サイト(英語)では、作成の詳しい手順や料金プラン、活用事例などが紹介されています。
シリーズAで約13.5億円の資金を調達
このユニークなプラットフォームを運営するSynthesia社は先日、シリーズAで1250万ドル(約13.5億円)の資金を調達したことを明らかにしました。資金調達をリードしたのは、ニューヨークに拠点を置くベンチャーキャピタルのFirstMark Capitalです。
なお、今回のSynthesia社に対する投資は、AIビデオ分野では過去最大のものになったとのこと。同社は調達した資金を活用し、製品開発をさらに進めていくとしています。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/153675
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
Amazonベストセラー
Now loading...