”初代”Apple Watchと聞けば、ほとんどの人は2015年4月にAppleが発売したウェアラブルデバイスを想像するかと思われます。しかしながら、その20年前に“Apple Watch”と称したおまけの腕時計がMacのアップグレードで提供されていた、と米メディアCult of Macが伝えています。
ウェアラブルデバイス登場の20年前にすでにデビュー済みだった
本当の初代Apple Watchは、ウェアラブルデバイスが流行るはるか前に普通の腕時計としてデビューしていたことは意外と知られていません。
1995年当時、Appleは既存のMacユーザーに、Mac System 7からMac System 7.5へとアップグレードするよう促していましたが、System 7.5の134.99ドルという小売価格に対して、多くのユーザーは「法外である」と考えていたことが、当時のインターネット上の投稿から明らかになっています。
そのためAppleはOSアップグレードのためのインセンティブとして、おまけをつける必要があったようです。そこで用意されたのがConflict Catcher 3というサードパーティーソフトウェアと、Apple製の腕時計「Apple Watch」だったわけです。
“初代”Apple Watchは、青い筐体が特徴的で、レインボー色のヴィンテージAppleロゴがあしらわれています。文字盤のデザインも一風変わったもので、現在ではオークションサイトeBayでコレクターズアイテムとして数百ドルほどで販売されているそうです。
Source:Cult of Mac
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-365454/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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