邪魔だと感じるキャンプのポール、テーブルを付ければ便利に使えます

ワンポールテントの悩みは、“ポール邪魔”問題。真ん中にどーんと立っているポールがあるせいで、レイアウトの自由度はもちろん、動きも妨げられてしまいます。最近は天板の真ん中に穴があいたワンポールテント用テーブルが登場していますが、この春、ベルモントより登場した「ワンポールテーブル」はひと味違います。

よくあるワンポール用テーブルは天板の穴にポールを差すか、天板が分割していて両側から挟むイメージですが、「ワンポールテーブル」はポールに直接クランプで留める方式。つまり、縦方向に2段、3段と重ねられるんですね。

角型「ワンポールテーブル ハーフA4」(5500円)はクランプが端っこに付いています。2本のネジでとめるだけなのですが、手元が見やすく操作しやすくなっています。

天板のサイズは30×23×4.7cm。「ハーフ」と名付けられていますが、ちゃんとA4サイズです。おそらく、クランプが端っこに装着されているので「ハーフ」と名付けられているのでしょう。

ディスク状の「ワンポールテーブル300」(6600円)と「ワンポールテーブル395」(7040円)は天板に切れ込みが入っていて、中央にポールをセットしてクランプでとめます。

最後に切れ込み部分を閉じるので死角はありません。

気になるサイズは、「300」がφ30×4.7cmで610g、「395」はφ39.5×4.7cmで980g。

「ワンポールテーブル」は全3種類、どれも対応ポール径はφ1.8〜3.5cmで耐荷重は8kgです。角型テーブルはクランプが端っこにあるので不安に感じますが、これも耐荷重は8kgに及びます。頼もしいですね。

1枚なら一人分の食器を置くのにちょうどいい大きさで、2段にすると余裕が生まれます。

角型は天板の向きを調整できるので角型とディスク型を組み合わせると、下の段を使いやすくなるし、角型2枚を両側に振り分けるというのも使いやすそう。大小ディスク型を上下に取り付けると、たくさんの小さいケーキを盛り付けるケーキスタンドみたいでこれもいい感じ。

ドームテントのパネルを跳ね上げたときのサブポール、タープポールにも使えそうですが、こうしたポールはちょっと斜めにして生地を支えます。「ワンポールテーブル」は縁がないので滑り落ちると大変です。

とはいえ、径が対応していればランタンスタンドやテーブルの脚に取り付けてもいいし、キッチンテーブルの奥に「ワンポールテーブル」を2〜3段取り付けた自立式ランタンスタンドを置けば、細かな調味料を置いてスッキリ作業できそう。

取り付けるポールのバランスには気を付けたほうがいいですが、いろいろな使い方を考えられる楽しいテーブルです。

>> ベルモント

 

<取材・文/大森弘恵 写真/田口陽介>

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter

 

 

 

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