国を挙げて5Gを精力的に推進している中国では、端末もインフラもすでにかなりの普及を見せているようです。中国で出荷されるスマートフォンの80%は5G通信に対応しており、基地局数は世界の70%を占めています。
出荷されるスマートフォンの80%が5G通信対応
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第1四半期(1月~3月)に中国で出荷されたスマートフォンのうち80%が5G通信対応の端末だそうです。
この普及の要因としては、中国政府による後押しと現地の通信事業者によるプロモーションに加え、各メーカーが販売する5G通信対応スマートフォンの価格が下がっていることが挙げられます。
メーカー別では、Huaweiにかわり、VivoとOPPOが中国市場をリードしています。
一方、Realme、OnePlus、Meizu以外の小規模メーカーは5G対応チップの不足に悩まされています。
世界中の5G基地局の70%が中国に
また、インフラ面でも中国は世界をリードしています。
昨年末時点で中国の5G基地局数は71万8,000で、世界の70%を占めているとのことです。
今年はこの数がさらに増え、100万を大きく超えることが見込まれています。
また、深圳だけでも4万6,000の5G基地局がありますが、これはドイツの850という基地局数を大きく凌駕しています。
このように中国は5Gの普及に関しては他国に比べて先行しているといえ、その勢いはまだまだ続きそうです。
Source:Strategy Analytics via Gizchina
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-366363/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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