類似の機能を持つAppleのAirTagとTileですが、その精度に違いはないのでしょうか。米メディアTechradarが実験を行いました。
1.6キロ離れた場所に置いてみた
家の中でどこに置いたのかを思い出せないなど、紛失物防止タグをつけたものが近くにある場合、AirTag、Tile、どちらのタグをとりつけたものでも、簡単に発見できることはわかっています。
しかし離れた場所に置き忘れてしまった場合はどうでしょうか。こうした場合についてもAppleとTileは、独自のネットワークによって簡単に発見できると主張しています。
そこでTechradarは、スマートフォンのある自宅から1マイル(約1.6キロ)離れた、交通量の多い通りの道路標識の陰にAirTagとTileを置き、見つけるのにどれくらいの時間がかかるのか、実験を行いました。
AirTagは30分以内に通知あり
タグを配置した月曜日の午前9時から30分以内に、iPhoneにAirTagの近くを通ったiPhone(他のユーザーのiPhone)から、AirTagの現在地を知らせる通知が届きました。しかしその通知が示す場所はAirTagを置いた場所と平行に走る別の道路でした。
その後も1日を通じて、その間違った場所が13回通知されました(AirTagは移動していません)。とはいえおおよその場所さえわかれば、超広帯域テクノロジーによる「正確な場所を見つける」機能を使うことで問題なく発見できる、と同メディアは記しています。
Tileの通知があったのは12時間後
一方、TileのネットワークからTime Mateを発見したという通知が届くまでには約12時間かかりました。その際に教えられた場所は実際にTile Mateを置いた場所から数メートル離れていましたが、AirTagで通知された場所よりは近かったとのことです。
AirTagとTileの比較については、ほかにも「AirTag対Tile〜AirTagが優れている点3つとそうでない点3つ」「【レビュー】AirTagとTile、サウンドなどを比較」の記事がありますので、AirTagやTileの購入を検討されている方は、合わせてご参照ください。
Source:Techradar via iMore
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-366860/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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