Xiaomi、ディスプレイ下埋込み型フリップ・カメラ搭載スマホの特許を取得

ディスプレイ下埋込み型フリップ・カメラ
 
Xiaomiはディスプレイ下埋め込み型カメラの開発で知られていますが、カメラが回転し、自撮りとメインカメラ両面で使用できるディスプレイ下埋込み型フリップ・カメラ搭載スマホの特許を新たに取得したことが明らかになりました。

昨年第3世代ディスプレイ下埋め込み型カメラを発表

Xiaomiは、数年前からディスプレイ下埋め込み型カメラの開発を積極的に進めており、昨年8月にはほぼ認識不可能な第3世代ディスプレイ下埋め込み型カメラを発表しています。
 
Samsung、Xiaomi、Oppo、Vivo、ZTEのAndroidデバイス各社が今年後半にディスプレイ下埋め込み型カメラ搭載スマホを発売すると噂されており、同技術のブレイクスルーが到来するといわれていますが、Xiaomiはさらにカメラ技術を発展させていることがわかりました。

特許には開発中のカメラのデジタル写真も

Xiaomiが新たに取得した特許「内部フリップ・カメラ搭載スマートフォン」(SMARTPHONE WITH INTERNAL FLIP CAMERA)には、ディスプレイ内で回転し、自撮りカメラと背面カメラの両方として使用できるカメラ技術について記載されています。
 
背面のトリプルカメラのひとつが回転し、自撮りカメラとしても使用可能なことが特許図面で確認できます。
 
ディスプレイ下埋込み型フリップ・カメラ
 
特許によれば、カメラを回転させる方法にはモーターと磁力の2つがあるとのことですが、より壊れにくいとの理由で磁力を使ったカメラ開発が優先して行われいるとのことです。
 
32ページにわたる特許出願には、開発中とみられるディスプレイ下埋込み型フリップ・カメラのデジタル写真も含まれています。
 
ディスプレイ下埋込み型フリップ・カメラ
 
ディスプレイ下埋込み型フリップ・カメラ

ディスプレイ下埋込み型フリップ・カメラの利点とは?

Xiaomiはポップアップカメラ搭載のスマホの販売を検討していると2019年に報じられましたが、ディスプレイ下埋込み型フリップ・カメラは外気に触れることがないため、埃に晒される可能性がなく、壊れにくいとされています。
 
また、フリップ・カメラを搭載することで、デバイスに搭載するカメラの数を減らすことができるのも利点のひとつです。「背面カメラが1眼の場合、自撮りカメラとメインカメラを1つのカメラでまかなうことも可能」と、特許取得を報じたLetsGoDigitalはコメントしています。
 
 
Source:LetsGoDigital
(lexi)


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