三菱地所株式会社とクラスター株式会社は、丸の内をバーチャル上に再現した配信プラットフォーム「バーチャル丸の内」を構築し、2021年2月21日に「cluster」上で公開しました。
そして2021年5月14日より、上記2社にTokyo Marunouchi Innovation Platform(TMIP)を加えた3社は、「バーチャル丸の内」を拡張した「ルーフトップバー」を公開します。
オープニングイベントにバチェラー登場
「バーチャル丸の内」は、丸の内ビル1階のイベントスペース「マルキューブ」を再現し、ライブ配信が可能なイベントステージを備えた空間。
ユーザーは「cluster」をダウンロードしたPCまたはスマートフォンからアバターとなって参加し、コメント機能やエモーション機能などを使ってインタラクティブな体験を楽しむことができます。
そんな「バーチャル丸の内」を拡張してオープンするのが丸の内ビル屋上をイメージした「ルーフトップバー」。5月14日の19:00~20:00を予定しているオープニングイベントでは、恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』に主演していた久保裕丈氏と小柳津林太郎氏によるトークイベントが生配信されるとのことです。
イベント参加はこちらから(参加無料)。
バーチャル展示も開催
「ルーフトップバー」に加えて、今回は5Fエリアにも新エリアをオープン。ここでは、三菱一号館美術館の所蔵作品3点を展示します。展示作品は、エミール・ガレの『草花色紙文蓋付瓶』、版画集『レスタンプ・オリジナル』、フェリックス・ヴァロットンの楽器シリーズの『フルート』の3点。いずれもリアルな美術館では常設展示されていない作品だといいます。
この他、リアルイベント「大丸有バーホッピングウィーク(開催未定)」で提供予定のオリジナルカクテルをバーチャル空間で再現・紹介するなどの企画もあるようです。
ちなみに、「バーチャル丸の内」のオープニングイベントは、「よしもと有楽町シアター」でのライブを「バーチャル丸の内」上で生配信するという方法でリアル・バーチャルの両方で開催。ライブ内のゲームでは、リアル会場の参加者と「バーチャル丸の内」にいるアバターの参加者の両方が投票するという次世代の体験が実現したようです。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/154339
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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