海を愛する者に相応しい!オメガの名作「シーマスター300」がフルリニューアル

1957年、ブランド初のプロフェッショナル・ダイバーズウォッチとして誕生したオメガの名作が、60年以上もの時を超えた新モデル「シーマスター300 コーアクシャル マスター クロノメーター 41MM」(72万6000円〜)としてこの春生まれ変わりました。古き良き時代のクラシックなデザインをまといつつ、心臓部たるムーブメントにはマスタークロノメーター認定を受けた最新キャリバーを搭載。新世紀にふさわしい新しいタイムピースの誕生です。

▲「シーマスター300 コーアクシャル マスター クロノメーター 41MM」(ステンレススティール & ステンレススティール)

高級腕時計ブランドとして知らぬ人のいないオメガですが、同社が水中で作業を行う潜水士たちのためのプロフェッショナル・ダイバーズを発売したのは1957年のこと。第二次世界大戦が終わり、代わって到来したのは科学や産業、経済など、あらゆる分野が堰を切ったように劇的な進化を遂げる時代でした。探検や冒険、旅行といったこれまでにない世界観が社会に受け入れられる新しい空気の中、プロフェッショナルに特化した時計として誕生したのが、まさしく「シーマスター 300」だったのです。

▲「シーマスター300 コーアクシャル マスター クロノメーター 41MM」(ステンレススティール & レザーストラップ)

4月に発売された「シーマスター300 コーアクシャル マスター クロノメーター 41MM」は、そんな初代オリジナルモデルに敬意を表するもの。ヴィンテージ感漂うデザインは、オリジナルモデルのアイコニックなデザインをそのまま踏襲するものですが、一方でダイアルには「サンドイッチコンセプト」と呼ばれる新しいデザインを採用。

ベースとなる文字盤には、スーパールミノヴァを塗布し、その上にインデックスと数字をカッティング加工したプレートを重ねるという凝った作りになっています。インデックスには60年代初期の「シーマスター 300」で使われていたオープンスタイルのアラビア数字を採用。また、秒針には人気の高かったロリポップ針を復活。ベゼルには硬度を高めるために、シュウ酸陽極酸化処理を施したアルミニウムが使用されています

そしてムーブメントには自社製の最新ムーブメント、コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8912を搭載。高い性能と品質、精度を保証する「マスタークロノメーター」の基準をクリアしたコーアクシャル・ムーブメントは、まさに新世紀のプロフェッショナルウォッチにふさわしいものといえそうです。

バリエーションとしてブラックダイヤルモデルとネイビーダイヤルモデルの2つが用意されており、それぞれレザーストラップモデル(72万6000円)、ステンレスブレスレットモデル(77万円)をラインナップ。さらに、時計好きならもうひとつ、ブロンズゴールドモデル(136万4000円:6月発売予定)もチェックしておきたいところ。

▲「シーマスター300 コーアクシャル マスター クロノメーター 41MM」(Bronze Gold & レザーストラップ)

古くはボートのプロペラやダイビング用ヘルメットに使用されるなど、ブロンズは数ある金属の中でも海洋探検との縁の深い素材です。オメガはそのブロンズを用いて、目にも美しく、直接肌に触れて着用できるブロンズゴールドと名付けた合金を開発し、生まれ変わった「シーマスター300」に初めて採用しています。

ピンクがかった柔らかな色合いのケースは、見た目の美しさのみならず、経年によってゆっくりと進む味わいの変化も楽しめます。ケースの穏やかな色味に合わせて、ダイヤルには特殊なエージング加工を施したブロンズ合金を、ベゼルにはダークブラウンのセラミックを採用し、針にもケースとカラーを合わせたPVDブロンスゴールドカラーを配色。

ダークブラウンのレザーストラップにもケースと同じ9Kブロンズゴールド製バックルを合わせることで、ステンレススティールモデルとはまた異なる表情を見せています。

>> オメガ「シーマスター300 コーアクシャル マスター クロノメーター 41MM」

<文/&GP>

 

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