アニメファンが集結した株式会社YUIMEXは、アニメ作品のデジタルアセットをNFTとしてコレクションできるサービス「AniPic!(アニピク!)」と、アニメ作品のオリジナルグッズを販売するECサイト「AniFav(アニファボ)」を運営しています。
そんな同社はこのたび、自身が所有するNFTコレクションや好きなキャラクターをホログラムとして召喚できるスマートフォンスタンド「HoloStage(ホロステ)」の商品化に向け、CAMPFIREにてプロジェクトを開始しました。
あのキャラを手軽に召喚!
「ホロステ」は、約3分で組み立て可能なスマートフォンスタンド。指定の位置にスマートフォンを置くだけで、スマートフォンに映し出したNFTコレクションや好きなキャラクターがホログラムとなって現れます。このとき、部屋を少し暗くしたり、付属の遮光布をかけたり、スマートフォン画面の輝度を高く設定したりすることで鮮明に召喚することができるようです。
自作のオリジナルキャラクターやホロステ開発後に販売予定のホロステ専用のホログラムキャラクター「アニピクフェアリー」(NFT)を召喚することも、YouTubeなどの動画を投影することもできるといいます。
同製品は、5,000円の支援でひとつ入手可能。リターンの中にアニメ公式のホロステ専用コンテンツ2個引換券や「アニファボ」で使えるクーポン券などが含まれるものもあります。2021年6月13日まで支援を受け付け、7月までに発送予定とのことです。
「NFT」、急速拡大中!
最近よく「NFT」に関するニュースを目にするようになりました。「NFT」は、ブロックチェーン上で発行され、さまざまなデジタルデータに紐付けることで、そのデータの所有権を証明すると共に、データの所有者が自由に二次流通を行うことが可能となるトークンです。
YUIMEXにように、アニメ作品のデジタルデータをNFTとしてコレクションするという活用法の他にも、アート作品、3Dアバター、電子書籍、カードゲームなどにも「NFT」が用いられた例もあり、その可能性はいまだ未知数かもしれません。
この「NFT」が普及しつつある今、これに対応したサービスが続々と誕生しています。例えば、株式会社グラコネら3社が共同開発したNFT展示専用メタバースギャラリー「CryptoArtTown」、株式会社東京フォト委員会の写真と現代アート専門のNFTプラットフォーム「HYPER EDITION」、米国Genies社とカナダのDapper LabsによるアバターのウェアラブルNFT市場「Genies Marketplace」など。
おそらく、まだまだ成長を続ける「NFT」市場に注目したいところです。ちなみに、Techable(テッカブル)で取り上げたNFT関連の記事に興味のある方はこちらから。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/154431
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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