高音質版Apple Musicを示唆する記述、Android版ベータからも発見

Apple Music
 
Apple MusicのHi-Fi(高音質)サービスを示唆する記述が、Android版Apple Musicのベータから発見されました。iOS14.6の正式版公開と同時期の発表が予想されています。

「ロスレス」と「ハイレゾロスレス」の記述

Android版Apple Musicの3.6.0ベータから、Apple Musicの高音質サービスに関する記述が発見された、と9to5Googleが報じています。

 
現在のAndroid版Apple Musicでは、音質を優先するか、データ通信量の節約を優先するかの選択が可能ですが、3.6.0ベータでは以下の説明が追加されているそうです。
 

ロスレスオーディオファイルは、オリジナルのすべてのディテールを保持します。オンにすると、より多くのデータを消費します

 

Apple Musicの3.6.0ベータには、高音質サービスとして、最大24-bit/48kHzのALACに対応した「ロスレス」と、最大24-bit/192kHzのALACに対応した「ハイレゾロスレス」に関する以下の記述がみられます。
 

ロスレスオーディオファイルは、デバイス上のスペースをより多く消費します。10GBで保存できる楽曲数の概算は、高音質で3,000曲、ロスレスで1,000曲、ハイレゾロスレスで200曲です

 

ロスレスストリーミングは、より多くのデータ通信量を消費します。3分間の楽曲の場合、高効率で1.5MB、高音質(256kbps)で6MB、ロスレス(24-bit/48kHz)で36MB、ハイレゾロスレス(24-bit/192kHz)で145MBです。ただし、楽曲、ネットワーク状況、接続されたスピーカーやヘッドホンの性能によっても異なります

 

Dolbyの記述は発見されず

9to5MacがiOS14.6ベータ1で発見した(その後のベータで削除)Dolby AtmosやDolby Audioに関する記述は、Android版Apple Musicの3.6.0ベータからは発見されなかったそうです。
 
9to5Macは、高音質版Apple MusicはiOS14.6の正式版公開と同時に発表されるのではないか、と推測しています。

AirPods(第3世代)も同時発表?

Apple Musicの高音質サービスは、数週間以内にAirPods(第3世代)と同時に発表される、と音楽情報メディアHits Double Dailyが5月初めに報じています。
 
最近になって、AirPods(第3世代)が5月18日に発表されるとの噂が浮上していますが、リーク情報で知られる人物は5月18日に発表されることはない、と否定しています。
 
 
Source:9to5Google
(hato)


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA