撮影のほとんどはスマホで済ます、という人は多いでしょう。しかしスマホの場合、カメラの質は良くても手ぶれの問題が伴います。また、ビデオ撮影が増えるとストレージを圧迫します。
そうした問題のソリューションとなるコンパクトカメラがクラウドファンディングサイトKickstarterに登場しました。片手で持てる「RayShot」です。ジンバルを内蔵しスムーズな4K画質での撮影が可能で、ナノSIM 4Gカードを活用すれば直接撮影データを送信することもできます。
1つで3役
RayShotは一眼レフカメラとスマホ、ジンバルのいいとこ取りをした、ハンディなカメラです。コンパクトなカメラは数多くありますが、RayShotは内蔵する3軸ジンバルにより、歩いたり自転車に乗ったりと動きのある撮影でも手ぶれフリーな映像となります。
そしてビルトインされたAIにより自動的に人の顔を認識してトラッキングします。しかもソニー製の1/2.3インチCMOSセンサーを搭載し、静止画の解像度は1300万ピクセル、動画は4Kです。
日常使いを想定しているだけあって、長さ142ミリ、重さ198グラムとかなりコンパクトなのも売りで、ポケットにしのばせておけば取り逃がしもなさそうです。
ライブストリームも
そしてもう1つの大きな特徴がAndroid OSがビルトインされ、ナノSIM 4Gカードを活用することでインターネットに接続させられることです。ですので、スマホなどを介することなく撮影動画をすぐにソーシャルメディアにアップロードしたりライブストリームしたりすることもできます。
RayShotには2インチのタッチスクリーンも搭載されていて、音声やビデオによる通話にも使えます。
RayShotはKickstarterですでに調達目標額を達成し、記事執筆時点の出資額は1547香港ドル(約2万2000円)〜となっています。出資は6月26日まで受け付け、7月に発送が始まる見込みです。
- Original:https://techable.jp/archives/154652
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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