Apple Musicの空間オーディオ、ミュージックビデオで先行対応していた

Apple Music 空間オーディオ
 
Apple Musicの楽曲が6月から空間オーディオに対応することが発表されましたが、Apple Musicで視聴できるミュージックビデオは、すでに空間オーディオに対応しており、AirPods ProやAirPods Maxで体感できます。

5月にはミュージックビデオが先行対応していた

Appleは、6月からApple Musicの楽曲がDolby Atmos(ドルビーアトモス)による立体的な音響を楽しめる空間オーディオに対応し、全楽曲が原音に忠実なロスレスオーディオで再生可能になると発表しました
 
ちょうどApple Musicの高音質サービスに関する情報が報じられ始めた5月初めに、Apple Musicに追加された作品をTwitterで紹介しているApple Music JP 追加曲紹介(@ApplemusicAddJP)さんが、ミュージックビデオの再生中、空間オーディオが動作中であることを示すアイコンが表示されている、と指摘していました。
 


 
同アカウントは、Apple Musicの空間オーディオ対応の正式発表を受け、ミュージックビデオの対応は事前準備だったのかもしれない、とコメントしています。
 


 

空間オーディオ、アイコンが動いていれば有効

Appleのサポートページでは、空間オーディオのアイコンが3種類あり、空間オーディオが有効だとブルーのアイコンがアニメーション表示され、コンテンツが非対応だとブルーのアイコンが静止画で表示され、空間オーディオが無効だとアイコンがモノクロで表示されると案内されています。
 
Apple 空間オーディオ
 
筆者も試してみたところ、AirPods Proでミュージックビデオ再生中に「空間オーディオ」をオンにすると、音に包まれるような感覚があり、とくにライブパフォーマンスのビデオなどでその変化が大きく感じられました。
 
Apple Music 空間オーディオ
 
なお、Apple MusicはApple版のMTVとも呼べる、ミュージックビデオの専門チャンネル「Apple Music TV」を2020年10月からアメリカで提供しており、2021年4月には提供地域がイギリス、カナダに拡大しています
 
 
Source:Apple Music JP 追加曲紹介(@ApplemusicAddJP)/Twitter, Apple
(hato)


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