夏のリュックは背中が蒸れて、ちょっと移動しただけで背中が汗だく…。なんて経験、誰しもあるのでは。
だからこそ、夏のためにひとつは持っておきたいのがトートバッグ。
ただ、PCもしっかり入れられて、ジャケパンのONスタイルにもカジュアルなOFFスタイルにも合うような万能なトートバッグが意外と少ない。
使い回しできるトートバッグはないかと探していて見つけたのが、B JIRUSHI YOSHIDA(B印 ヨシダ)の「別注 ELON トートバッグ L」(3万8500円)です。
日常からビジネス、トラベルまで幅広いシーンで重宝する万能トートで、長く作られたハンドルのおかげで両手が使いやすい。トートの場合、リュックと違って片手が塞がってしまうことが多いのですが、このバッグは問題なし。雨の日でもストレスなく傘がさせます。
これからの時期にぴったりな、背中の蒸れからさよならしたい人におすすめのトートバッグです。
■よく考えられているポケット類
“粋”をテーマに、東京独特の文化やセンスを具現化するB JIRUSHI YOSHIDAの「TOKYO STANDARD(トーキョースタンダード)」は、ビームスと吉田カバン<PORTER>が協業したオリジナルアイテムを中心に展開しているシリーズです。
▲サイズ:幅41×高さ32×本体マチ12cm(ポケットのマチ2cm)、持ち手59.5cm
中でも人気なのが、2016年A/Wシーズンから始まった「ELON(イーロン)」。ポーターのオリジナルにはない型からの完全別注が特徴で、ビジネスやトラベルでの使用を想定したアイテムが揃っています。「別注 ELON トートバッグ L」もそのひとつです。
ブラックベースにカーキで縁取られているため、特にジャケパンスタイルと相性◎。そして個人的に最も気に入ったのが長いハンドル。肩掛けしやすいので、スマホを触ったり傘をさしたりしてもストレスなし。
これからの雨が多くなる時期に両手を自由に使えるのは大きなポイントです。ちなみに、リュックでもショルダーストラップがずり落ちてしまうほどのなで肩なんですが、このバッグは不思議と肩から落ちることはありませんでした。
外付けされているフロントポケットはA4のクリアファイルが余裕で入るサイズなので、取り出し頻度の高い資料を入れておくのに重宝します。
フロントポケットは、横型と縦型の小ポケットも付いています。スマホや財布などの貴重品を入れたり、名刺入れやイヤホンといった小物の収納に便利。メインスペースを開けずに貴重品を取り出せるるため、電車の中など限られた空間でも助かります。
両サイドには、折り畳み傘やペットボトルなど濡れたものの収納に最適なメッシュのポケットを配備。
そしてメインスペースの背面側には、内装にメッシュ素材を使ったポケットが。クッション性が高くPCなどの収納にぴったり。13インチのMacBook Proが余裕で入るサイズ感です。
PCポケットのベルトを留めるスナップボタンはループ状になっていて指を入れられるので、留めやすい。細かい部分も気が利いています。
メインスペースのフロント側には、PCのACアダプタやモバイルバッテリーなど小物の収納に便利なストレッチポケットが2つと、ペンホルダーを3つ装備。上部にはファスナーポケットが付いていて、書類などをしまえます。メインスペース自体はマチ幅があるので、着替えや羽織りものなども余裕で入れられます。
さらにメインスペースには、ファスナー式のフタも付いています。フタをしなければ荷物の出し入れが手軽にできて、中の荷物を見られたくない時や急な雨などの場合はフタをするなど使い分けられます。フタのファスナーは背面側だけに付いていて、外れることがないので、失くす心配もありません。
メインの素材には、目の細かい“コーデュラポリエステル”にボンディング加工を施したものを使用し、柔らかな感触と高い耐久性を両立。目が細かいため、細良い光沢感もあり上品な質感もポイントです。
そして背面外側には、キャリーハンドルホルダーにもなるポケットが付いています。かなり大きなポケットなので、雑誌や新聞などを入れておくのにちょうどいいですね。
ブラックでビジネスな印象を持たせつつ、アースカラーを差し色に使うことで幅広いスタイリングに合わせやすくなっているのも魅力です。チノパンに白シャツなどカジュアルな着こなしにもぴったりで、さまざまなシーンで使いたくなるトートバッグです。
* * *
もう
リュックは重い場合でも持ちやすく、傘をさしても片手が空くなど、利便性を考えるとファーストチョイスであることは間違いありません。でも、すでに暑い日はリュックを背負った背中が汗だくなんです…。
「別注 ELON トートバッグ L」は、カジュアルにも合わせやすい雰囲気とPCを収納できる機能性がポイントかと思っていましたが、想像以上に両手が自由になったことに驚きました。背中が蒸れない上に両手が使えるなんて、これからの季節にはうれしいですよね。
バーンストーマーのチノパン/2万900円、ヨークのスニーカー/3万9600円(共にHEMT PR)
<取材・文/宇田川雄一>
宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/374591/
- Source:&GP
- Author:&GP
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