新型24インチiMacと付属キーボード、電源アダプタを分解〜修理しやすさが2点と報告

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Apple製品の分解レポートを数多く公開しているiFixitが、24インチiMacの分解レポート第2弾を公開、本体とともに、付属のTouch ID付きキーボードやEthernet端子搭載電源アダプタも分解し、報告しました。

本体と周辺機器の分解報告 第2弾が公開

iFixitが、24インチiMacの本体と周辺機器の分解を進め、第2弾となる記事を公開しました。

 

外部接続端子

 
USB-C端子の基板はインターコネクトボードに装着されていますが、簡単に取り外すことができるとiFixitが報告しています。
 
USB-C端子も本体カラーにあわせてブルーになっているのが確認できます。
 
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インターコネクトボード

 
インターコネクトボードに装着された部品は、以下の通りです。Appleが採用する最後のIntel製部品になると噂の、「Intel JHL8040R Thunderbolt 4 Retimer」が装着されています。
 

  • 赤枠:ASMedia ASM3142 PCIe-to-USB 3.1 Gen 2 コントローラ
  • 橙枠:Texas Instruments CD3218B12 USB-C PDコントローラ
  • 黄枠:Intel JHL8040R Thunderbolt 4 Retimer
  • 緑枠:ASMedia ASM1543 10Gbps 4:2 muxスイッチ(USB-C 3.1互換)
  • 水色枠:Analog Devices(旧Linear Technology)LTC3890-2 2相同期型降圧コンバータ
  • 青枠:Texas Instruments TMP464 5チャンネル温度センサ
  • 紫枠:Analog Devices SSM3515B 31ワット D級オーディオアンプ

 
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スピーカー

 
ディスプレイパネル裏にはスピーカーと、シルバーのエンクロージャーが装着されています。
 
iFixitも、24インチiMacのベースモデルと上位モデルでは冷却ファンの数が異なると報告しています。
 
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バックアップバッテリー基板

 
NVRAMのバックアップ用バッテリーには、CR2016が装着されています。
 
これまでのiMacはCR2032を用いていたのがCR2016に小型化されたのは、本体が薄くなったことでスペースが足りなくなったのだろうとiFixitが推察しています。
 
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電源ボタン

 
電源ボタンは、筐体に直接接着された頑丈な金属製ブラケットに取り付けられています。
 
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Appleロゴ

 
Appleロゴ背面には、分解レポート第1弾で報告されていた通り、アンテナが装着されています。
 
24インチiMacのディスプレイパネルメーカーの記載はありませんが、LG Display製だろうとiFixitは予想しています。
 
スタンド取付金具装着部にアクセスするのは困難な構造であることから、モニターアームを装着したい場合は注文時にVESA仕様を選択するようiFixitが推奨しています。
 
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付属キーボード

 
付属キーボードのTouch IDセンサー裏面は、iPhone7用のものに似ているとのことです。
 
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電源アダプタとEthernet端子

 
Ethernet端子搭載電源アダプタは、143ワットの電力供給が可能だが、24インチiMacの消費電力は約60ワットであることから、十分な余裕があるとiFixitは説明しています。
 
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修理しやすさは10点中2点

 
24インチiMacの分解を通じて確認された「修理しやすさ」は、10点中2点とiFixitが評価しました。
 
24インチiMacは薄いオールインワンデスクトップ機とするために素晴らしい技術が投入されているが、それが修理を困難にしているというのが2点の理由だとiFixitは記しています。
 
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Source:iFixit
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