公共制度の認知や申請の手間などの手続きを簡素化するクラウド型ソフトウェア「Civichat」を開発するCivichatは5月25日、East Venturesを引受先とした総額1500万円のシードラウンドの資金調達を実施したと発表した。
Civichatは、LINEを利用したチャット形式にて、補助金や給付金、奨学金、妊娠・出産に関する助成費用、子育てに関する保険などの制度を知ることができる。さらに国の申請システムを利用しており、申請の代行までが可能だ。
Civichatは利用者にあわせて学習するシステムを採用しており、検索のたびにキーワードを入力する必要がなくなる。またCivichatのデータも毎日更新される。
無料のフリープランでは、質問やおすすめを受けることができる。給付金の15%となるスタンダードプランでは、補助金の申請サポートが受けられる。
Civichatは今回の資金調達により、さらなるプロダクト開発と体制の強化を進めるとしている。わかりやすいとはいえない行政関連の情報や手続きの普及を手助けする本サービスは、今後の成長が注目されそうだ。
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カテゴリー:GovTech
タグ:資金調達(用語)、Civichat(企業・サービス)、DX / デジタルトランスフォーメーション(用語)、日本(国・地域)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2021/05/27/civichat/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:塚本直樹(Naoki Tsukamoto)
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