ソニーは2022年春頃を目処に、自社ブランドのゲームをPlayStationだけでなく、AndroidやiOSといったモバイルプラットフォームでも展開していく計画を明らかにしました。
大本命は「グランツーリスモ」か
ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント(Sony Interactive Entertainment:SIE)のジム・ライアン最高経営責任者(CEO)は27日、決算発表会で投資家からの質問に答える形で、従来はPlay Stationで提供していた自社ゲームを、モバイル・プラットフォームでも配信していく計画を明らかにしました。
ライアンCEOは「自社を象徴する知的財産(iconic IP)」と述べるに留まり、具体的にどのようなゲームを移植する予定なのかは明らかにしませんでしたが、ニュースサイトVGCは「グランツーリスモ」「ゴッド・オブ・ウォー」「アンチャーテッド」といった人気ゲームではないかと予測しています。
すでに「Horizon Zero Dawn」「Predator」といった作品がPC向けに昨年公開されており、いずれも好調な売れ行きを示したことが後押しとなったようです。ライアンCEOは、モバイル向けゲームのリリース時期について2022年第1四半期(1月〜3月)の終わりを予定していると述べました。
iPhoneで遊べる可能性は大
PlayStationのゲームをモバイル展開していく計画は、これまでにも何度か報じられてきました。4月にはソニーが米カリフォルニア州で関連業務の人材募集をかけていたことも明らかになっています。
ニュースサイトAppleInsiderは、自社ブランドを駆使して「ポケモンGO」「マリオカート」といったゲームをモバイル向けに成功させてきた、ライバルの任天堂と競争していくことになるだろうと指摘しています。
モバイル事業が本格的に始動すれば、PlayStationで配信されてきたコンテンツが、iPhoneやiPadといったiOS製品でも遊べるようになる公算は非常に大きいでしょう。現在、Apple Arcadeのサブスクリプションでは、ソニーのゲームはほぼ皆無なだけに期待がかかるところです。
Source:AppleInsider,VGC
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-370741/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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