決定的な証拠になるとは考えなかったのでしょうか。盗んだiPhone7で自分が食事しているシーンを撮影したことが動かぬ証拠となり、男性がイギリスで有罪判決を受けました。
盗難iPhoneで食事風景を撮影
イギリスに住むカイロ・セオフィラス-リード被告は親戚と共謀し、見知らぬ少年2人のそばに車を停め彼らからiPhone7を奪い、そのまま逃走しました。犯行がうまく行ったことで気が緩んだのか、そもそも何も考えていなかったかは不明ですが、小腹が空いていた被告は食事にでかけ、その光景を盗難端末で撮影するという行動に出ます。
窃盗を犯した2人は翌日ロンドンへ向かうところで逮捕されます。iPhone内のフォルダには、強盗の数時間後にレストランで撮影された動画が収められていました。動画を撮影していなければ言い逃れもできたかも知れませんが、盗難したiPhone7に自分たちの食事風景が写り込んでいるとあっては、さすがに否定は無理がありました。
あっさりと被告は罪を認めます。検察の仕事を自分たちで代行してしまった以上、弁護の余地はありませんでした。現地メディアによると、幸か不幸かあっさりと認めたことで裁判では改心したと判断され、処罰は18カ月の執行猶予と100時間の無休労働の実施命令で済んだとのことです。
アクティベーションロック機能で“文鎮化”
そもそもiPhoneを堂々と盗難するメリットはあまりないとも言えます。
というのも、iPhoneにはアクティベーションロック機能が搭載されており、持ち主の手元に端末がなくともこの機能をオンにすることができます。一旦この機能がオンになると、たとえデータを消去しリセットしても、元の持ち主の認証なしではiPhoneが機能することはなくなります。
とはいえ、そんな機能の存在を知って犯行を思いとどまるような人物は、そもそも衝動的な盗難に手を染めることはまずないでしょう。
Source:iMore
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-371369/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...