Appleは現地時間の5月27日、イタリアの首都ローマに「Apple Via del Corso」をオープンしました。同国17番目の店舗は、マリニョーリ宮殿を保存しており、Appleの最も重要な修復プロジェクトの一つとなっています。
メイド・イン・ローマのToday at Appleセッションも開催
Apple Via del Corsoでは、40人以上の地元のアーティストが率いる音楽、アート、デザイン、コンテンツ制作、ビデオの各分野のセッションが「Today at Apple Made in Rome」として催される見通しです。
「Apple Via del Corsoのオープンにより、ローマで新たな章が始まるのが待ち遠しいです」と、Appleでリテール+人事(Retail + People)担当シニアバイスプレジデントを務めるディアドラ・オブライエン氏はコメントしています。
アート作品も丁寧に修復
1873年に著名な建築家サルバトーレ・ビアンキによって建設され、その後、建築家ジュリオ・ポデスティによって2度目の改築が行われたパラッツォ・マリノリは、フィリッポ・マリノリ侯爵の邸宅であり、芸術家や作家、俳優が集う当時のローマで最も有名な集会所のひとつであった「Caffè Aragno(カフェ・アラニョー)」があったことでも知られています。
イタリア人画家アフロ・バサルデラが1950年に制作した落書きのパネルなど、Caffè Aragnoに展示されていたアート作品が丁寧に修復され、新しい店舗デザインに取り入れられています。
パリのApple Champs-Élysées、ロンドンのRegent Street、ワシントンD.C.のCarnegie Libraryなど、過去に行われた修復と同様に、Appleと地元の修復家チームが協力して、Via del Corsoで歴史的建築物と現代建築物の思慮深い組み合わせが実現されています。
Via del Corsoは、ヨーロッパの12カ国にある117店舗のApple Storeに加わることになります。店舗は、20カ国語を話す200人のチームメンバーにより支えられます。
Source:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-371493/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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