Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)の給与体系は、時価総額の高いトップ500企業のCEOの報酬の中で意外と低めであることが明らかになりました。
CEO報酬の中央値をわずかに上回るにとどまる
S&P 500(スタンダード・アンド・プアーズ500種指数)の中で、Appleは時価総額2兆ドル超で1位となっていますが、クックCEOの報酬パッケージは171位と、かなり控えめであることがわかりました。
500の米企業の総価値のうち、Appleほぼ6%を占めるに至っていますが、クックCEOの給与体系には反映されていないようです。
The Wall Street Journalによれば、クックCEOの2020年の報酬額は1,476万9,259ドル(16億2,027万円)で、S&P 500のCEO報酬の中央値1,340万ドルをわずかに上回るにとどまったとのことです。
昨年、Appleの株主利益率は109%でしたが、クックCEOの報酬は28%増と、控えめな伸びとなっています。
最も報酬が高かったCEOとは?
S&P 500企業中、最もCEO報酬パッケージが高かったのは Paycom Softwareの創業者でCEOのチャド・リチソン氏で、その額は2億ドル(約219億円4,400万円)を超えています。2020年、報酬が5,000万ドル(約54億8,600万円)のラインを超えたCEOは7人となり、2019年の2人、2018年3人よりも多くなっています。
CEOの報酬パッケージの多くは、制限付き株式やストックオプションが主流であり、取締役会は、役員報酬を一般株主の運勢に連動させることを意図した給与構造を引き続き重視しているとのことです。
Source:WSJ via 9to5Mac
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-372000/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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