ソフトバンク、従業員や家族等約10万人にコロナワクチン接種を実施

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ソフトバンクは6月4日、新型コロナウイルス感染症のワクチンの職域接種を、グループ会社の従業員や同居家族等、約10万人を対象に実施すると発表しました。6月21日から順次開始されます。

約10万人にワクチン接種

ソフトバンクと親会社のソフトバンクグループの発表によると、ワクチン接種の対象となる人はソフトバンクグループの従業員や同居家族、ソフトバンクショップやワイモバイルショップの従業員、コールセンターのスタッフです。
 
まずは東京都港区のWeWork乃木坂において接種を開始し、その後東京都内や他の地域にも接種会場を設置する計画となっています。
 
ワクチン接種は、ソフトバンクグループの産業医や、グループ会社所属の医師や看護師が行うほか、健康診断等で提携している医療法人と連携して実施されます。
 
ソフトバンクは、接種前の予診をオンラインで実施することを検討していると言及しています。
 
また、ワクチン接種の時間や、移動時間を勤務時間として扱い、家族の接種の付き添いや副反応による看病が必要な場合は特別有給休暇を付与するとしています。

職場等でのワクチン接種

従業員へのワクチン接種については、今年4月にはAppleが米国の自社オフィスで従業員への接種を行うと報じられていました。
 
記事執筆時点において、日本の一般の人へのワクチン接種は、各自治体や自衛隊が65歳以上の高齢者を対象に実施しており、一時システムに予約が殺到する等、一部で混乱が生じています。
 
NHKによると、日本政府は6月21日から職場や大学等で職域接種を始める方針を示しており、10万人規模の接種を実施するソフトバンクは、大規模な職域接種に取り組む企業の先駆けとなりそうです。
 
ソフトバンクは「従業員が安心して働ける職場環境を整備するとともに、新型コロナウイルス感染症の早期収束に貢献することを目指す」と表明しています。
 
 
Source:ソフトバンク, NHK
(seng)


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