2021年第1四半期(1月~3月)のアメリカPC市場は前年同期比で73%増と大きく成長しました。なかでもChromebookが人気で、前年同期比で548%もの成長を遂げています。
前年同期比73%増の成長を見せたアメリカのPC市場
調査会社のCanalysによると、2021年第1四半期におけるアメリカのPC市場は前年同期比73%の成長を見せました。
特にノートパソコンは、受注残や、リモートワーク及び教育分野の需要に支えられ、前年同期比131%の伸びを示しています。
タブレット端末も52%増の1,100万台を出荷し、好調でした。
メーカー別では122.6%の成長を見せたHPが首位になっています。
Appleは35.7%の成長であったものの、首位の座からは陥落しました。
しかしながら、例年第1四半期はMacとiPadの出荷数が少なくなる傾向にあることを考えると、Appleの業績は好調であったといえます。
Chromebookが548%の成長
HP、Lenovo、Samsungの出荷台数が大きく伸びているのはChromebookが好調であったためだとのことです。
アメリカのChromebook市場は過去1年間で548%の成長を遂げました。
なかでもSamsungは、アメリカ市場への参入に伴い、Chromebookの出荷台数が過去1年間で1,963%という驚異的な伸びを見せています。
Asus、HP、Lenovoもそれぞれ900%以上の伸びを示しています。
教育分野でのPCの役割は今後も継続し、Chromebookの需要は今後も継続することが見込まれるとのことです。
Source:Canalys via Patently Apple
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-373907/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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