韓国メディアThe Elecが、iPhone14(仮称:2022年モデル)が搭載する光学式手ぶれ補正機構(OIS)用のアクチュエータは、韓国Jahwa Electronicsが供給すると報じました。
Samsung傘下企業が関連特許を有する望遠カメラ用ズーム機構
関係者によれば、AppleによるJahwa Electronics製アクチュエータの確認試験は既に終了しているとのことです。
同社は、OISとオートフォーカス機構を組み合わせた統合アクチュエータを製造しています。
Jahwa Electronics製アクチュエータは、Samsung Galaxyシリーズの潜望鏡型折り畳み式ズーム(Folded type zoom)カメラに搭載されています。
The Elecは、潜望鏡型折り畳み式ズーム機構に関連する特許の大半を、Samsungが2019年に買収したCorephotonicsが所有していると説明しています。
iPhone14が潜望鏡型折り畳み式ズーム搭載か
このことから、AppleがiPhone用の望遠カメラに潜望鏡型折り畳み式ズームを搭載しようとした場合、特許に抵触することなく実現するのは難しいと同メディアは指摘しています。
最終的に、Appleは長年カメラモジュールを供給してきたLG InnoTekに対し、潜望鏡型折り畳み式ズーム用の関連部品をSamsungから調達する必要があるようです。
その際に、Jahwa Electronics製OISをSamsungに供給し、iPhone用の潜望鏡型折り畳み式ズームに組み込むことも考えられます。
Samsung傘下のCorephotonicsは、米国でAppleと、韓国ではLG InnoTekとの間で現在も特許を巡って係争中です。
Source:The Elec
Photo:Appledsign/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-373884/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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