ファンが作ったレゴのタイプライターがまさかの製品化!

世界的に有名な知育玩具のレゴブロック。多様な色と形のパーツがあることから、大人になってもさまざまな造形物をレゴブロックで再現する筋金入りのマニアたちが各国にいるそうです。

このたび、長年のレゴファンがオリジナルで作った作品が、公式に製品化されました。それが「レゴ タイプライター」(オープン価格 ※レゴ公式サイト販売価格:2万3980円)で、1950年代に流行したビンテージなスタイルのタイプライターを再現できるセットです。ファンのアイデアが商品化される「レゴ アイデアシリーズ」の一つとして7月1日から発売されます。

このセットのモデルとなった作品を作ったのは、イギリス在住のスティーブ・ギネスさん。レゴで何でも作れることをアピールしたいと考え、年代物のタイプライターを購入して研究。納得行くデザインに仕上がるまで、メカニズムなどを試行錯誤したそうです。

「レゴ タイプライター」は、従来のタイプライターの機能と手触りを忠実に再現しており、実際に文字キーを押すと、中央のアームが持ち上がって、キャリッジが左から右へと移動します。

ブロックで作られたプラテンローラーには実物の紙をセットできます(なお印字はできません)。本物そっくりの音が鳴り、打刻や紙送りの動作もスムーズです。

すべてのキートップには、すでに文字が印刷されているため、後からステッカーを貼り付ける作業などは不要。黒と赤のインクリボンという、新しいパーツも付属しています。

さらに、現在のレゴグループの会長である、創業者一族4代目のトーマス・カーク・クリスチャンセンからのサイン付き手紙も付属しています。手紙は日本語を含む43カ国語に翻訳されています。

モデルとなったタイプライターは、レゴ グループ創業者のオーレ・キアク・クリスチャンセンが愛用した実在のものをモデルにしています。色はクラシックなミントグリーン色です。サイズは高さ11×幅27×奥行26cmです。

趣深いインテリアとして楽しんだり、レトロなアイテムが好きな方へのプレゼントにも最適です。

>> LEGO

<文/&GP>

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