子どもと一緒に学びたい!ルンバの技術を生かしたプログラミングロボット

小中学校でのプログラミング教育の必修化、学校へのICT導入など、子どもとITとの関わりは、ますます深くなっています。ITリテラシーの重要性はわかるけど、正直プログラミングなんて自分もよく理解できてない。いったい子どもに何をどう教えたものか。

そんな悩める親世代に紹介したいのが、iRobotからこの夏発売予定の「Root rt0」(2万4800円)。親しみやすいルックスのスマートロボットキットで、まずは子どもと一緒にプログラミングを身近に感じることからスタートしてみてはいかがでしょう。

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iRobot「Root」シリーズとは、おなじみの自走式ロボット掃除機・ルンバをモチーフとしたプログラミングロボットです。今年2月に第1弾となる「Root rt1」が発売に。4カ月の間に34の都道府県の小学校にて導入されています。

7月8日に発売が決定した新モデル「Root rt0」は、「Root rt1」に続く第2弾としてリリースされるもので、いわば初代モデルから機能を絞った廉価バージョン。天板ホワイトボードやイレイサー、カラーセンサー、段差センサーなどは搭載されていませんが、無料の専用アプリ「iRobot Coding」を用いて「走る」「光る」「描く」「音を奏でる」など、さまざまな動作をプログラミングできるのは初代モデルと同じ。

ハードウェア構成をよりシンプルな機能に絞り込んだことで低価格化を実現、より多くの子どもたちが、楽しみながらロボット工学の基礎を学習できる環境の提供を目指したものです。

専用アプリは、ブロックをドラッグ&ドロップする「レベル1」から、本格的なフルテキストコードを描ける「レベル3」まで三段階のレベルで構成されているため、各レベルに合ったプログラミング体験が可能。今後は小学校はもとより、中学・高校・大学や各種プログラミングスクールなど、さまざまな教育の場での展開を予定しているのだそう。

▲「Root Brick Top」

さらにオプションとして、盤面にブロック玩具を装着して自分好みのデコレーションが楽しめる「Root Brick Top」(1980円)や、専用キャリーバッグ(6980円)、交換パーツキット(3480円)などのアクセサリーの発売も予定されています。

▲「Root キャリーバッグ」

▲「交換パーツキット」

思い返せば、iRobotから初代ルンバが発売されたのは2002年。小中学生の中には「生まれたときから、家でルンバが走ってた」なんて子も決して少なくない。そう考えたら最も身近なロボット=ルンバを動かしながらプログラミングを学ぶのってごく自然なことかも。遊び感覚でプログラミングを体験できる今どきの子どもたち、なんだかちょっとうらやましいかも。

>> アイロボット「プログラミングロボット Root rt0」

<文/&GP>

 

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