スクリーンなしに手軽に大画面を楽しめるプロジェクターが近年人気を集めています。高性能化、小型化が進み、エンターテイメント用として購入を検討している人もいるのではないでしょうか。
持ち運んで大画面映像を手軽に楽しめるプロジェクターですが、難点の1つは騒音。この点を解決した製品が登場しました。HPからライセンスを取得して香港のスタートアップが製造した「HP BP5000」です。
液体循環で冷却
HP BP5000の最大の売りは作動音が抑制されている点です。ほとんどのプロジェクターには熱対策のためのファンが搭載されています。そのファンが作動する音が「騒音」となってしまうのです。
そこでHP BP5000ではリキッドクーリング技術を採用しています。要は、ファンを回して内部にこもる熱を外に出すのではなく、 液体を循環させて冷やすことで効率的に放熱させます。このため、開発元は「作動音が全くしない」とうたっています。
HDRで鮮明映像
肝心の投影の方はというと、DLP方式を採用し、映像は4K解像度となります。またHDR(ハイダイナミックレンジ)対応で、映像が黒つぶれしたり色がとんだりすることなく細部にいたるまでリアルに再現されます。明るさは2000ANSIルーメンです。
ディスプレイラティオは16:9、投影サイズは最大150インチと迫力ある映像を楽しめそうです。スピーカーも2基内蔵しています。
その他、HP BP5000にはモーションセンサーが搭載され、人の接近を感知すると目の保護のために自動でレーザーライトのスイッチがオフになるようになっているのもポイントです。
HP BP5000は現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達を展開していて、記事執筆時点の出資額は2万2736香港ドル(約32万円)〜となっています。出資はあと1カ月ほど受け付け、9月の発送が予定されています。
- Original:https://techable.jp/archives/157124
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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