ツーリングの楽しい季節を迎え、ヤマハから7月28日に新たなツアラーが発売されます。「TRACER9 GT ABS」(145万2000円)は、高いスポーツ性能と実用機能を備えたスポーツツーリングモデル。開発コンセプトは“Multirole fighter of the Motorcycle”で、エンジン、車体ともに進化させるだけでなく、軽量化させ同クラス最軽量級の車両重量を実現。軽快でパワフルな走りのスポーツツアラーに仕上げています。
新888cm³CP3エンジンは、ピストンやコンロッドなど主要パーツを新たに設計し、軽量化。インジェクターの取り付け位置を変更し、燃料効率をアップ。さらにクラッチレバーの操作荷重を低減し、ツアラーとしての機能を高めています。
「MT-09 ABS」のフレームをベースにした新フレームは、軽量CFアルミダイキャスト製。剛性バランス、高速安定性、タンデム居住性のすべてをバランス良く考慮し、専用設計したリアフレーム、リアアームを採用しています。
ツーリング時にはいかに荷物を減らすかに苦心しがちですが、「TRACER9 GT ABS」には純正アクセサリ―のサイドケース、トップケースの計3個を搭載でき、充実した装備でもたっぷり収納できます。
足回りには、独自の“SPINFORGED WHEEL”技術による軽量ホイールを装備。タイヤは、ブリヂストン社と共同開発の「BATTLAX SPORT TOURING T32」を採用しています。これはドライ、ウェットともに対応の新タイヤで、耐摩耗性、高速走行時の直進安定性を考慮した専用チューニングとなっています。
最新バイクでは常識となった制御システムにも新技術を搭載。センサー構成を見直し、50%の小型化、40%の軽量化を実現した新開発の「IMU」(Inertial Measurement Unit)は、バンク角、旋回・前輪の状態によりマシンを制御し、ポテンシャルを引き出します。
このシステムは、介入レベルの調整やオン・オフの設定も可能です。加えてKYB社と共同開発の電子制御サスペンション「KADS(KYB Actimatic Damper System)」を採用し、スポーティな走りと長距離での乗り心地の両方をカバーしています。
ほか、バンク角が7度を超えると点灯する新作コーナリングランプ、10段階調整のグリップウォーマーなど、新技術も搭載。さまざまな状況下で長距離を走るツアラーとしての機能をとことん追求した一台です。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/382079/
- Source:&GP
- Author:&GP
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