中国スマホブランドOppoが、折り返しディスプレイを搭載したスマートフォンの特許の承認を得た、と報じられています。特許図面をもとにレンダリング画像も制作されています。
表から裏にディスプレイが続くデバイス
Oppoが2021年5月4日付けで世界知的所有権機関(WIPO)から取得した特許は、 “電子機器の組立・分解方法(Method for assembling and disassembling electronic equipment)”と名付けられたものです。
特許のデバイスは、両面ディスプレイを搭載しており、表側は全面スクリーンで、裏側にもカメラモジュールの幅以外すべてディスプレイが貼られた状態となっています。デバイスの左側面から裏面にディスプレイが続いているため、“折り返し”ディスプレイと呼ばれているようです。
カメラも重要な要素か
LetsGoDigitalは、 Concept Creatorとしても知られるグラフィックデザイナーのジャーメイン・スミット氏とコラボし、特許図面をもとにしたデバイスのレンダリング画像を制作しています。
両面タイプのスマートフォンは、多機能な携帯端末を求めるユーザーの声に応えることができる、と特許に記されています。とはいえ、このようなデバイスを組み立て、部品を交換するのはそう簡単ではありません。
Oppoは今回の特許に、プロの手で分解できるように、どのように真ん中のフレームにディスプレイを接着剤でとめることができるかを丁寧に記録しています。スクリーンとフレームの間には、極薄のスチールプレートが使用されており、柔軟性のあるディスプレイの最適なサポートと、比較的薄いスクリーン使用を実現しています。
特許は両面タイプのスマホの組み立てに関するものですが、カメラについてもかなり詳しく言及されているため、デバイスにとって重要な機能を果たすと推測されます。
Source:LetsGoDigital
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-378870/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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