前後独立2カメラで長時間録画に対応!トランセンド「DrivePro 620」【2カメラドラレコ集中テスト】

【特集】2カメラドラレコ集中テスト

道路交通法の改正で罰則が厳しくなっても、いまだにニュースで騒ぎを目にする機会の多い“あおり運転”による交通トラブル。後方の様子も記録できる2カメラ使用のドライブレコーダー(ドラレコ)の装着は必至だ。そこで最新モデルを昼夜で実際に使って、レポートをお届けするのでぜひ、購入の参考にしてもらいたい! 今回はトランセンド「DrivePro 620」だ。

■前後独立の2カメラで長時間録画にも対応する

トランセンド
「DrivePro 620」(実勢価格:2万4800円前後)

▲前後カメラユニットそれぞれに32GBのmicroSDメモリーカードが付属。256GBまで対応し、長時間録画も可能

フロントカメラユニットとリヤカメラユニットを組み合わせたドライブレコーダー。それぞれ電源取得は必要だがワイヤレス(Wi-Fi接続)で通信が可能。そのためリヤカメラユニットはラゲッジルームからUSB電源が取れれば、前席周辺までの面倒な配線の引き回しは不要。

フロントカメラユニットは、強力な吸盤とボールジョイントにより的確なポジション設定が可能だ。リヤカメラユニットは超小型サイズでルームミラーへの映り込みが少ないなど優れた取り付け性を実現している。

また、それぞれのmicroSDメモリーカードに映像を記録するため、一般的なドライブレコーダーよりも長時間の録画が可能だ。記録映像の再生や各種の設定操作は専用アプリをインストールしたスマホで行え、記録映像のダウンロードもOK。フロントカメラユニットは2.4インチディスプレイや大型の操作ボタンでの操作も可能だ。

▲コンパクト(58.3×36×28.6mm)なリアカメラユニット。単体で同社製の「DrivePro 10」と同等の性能を備える

両ユニットともに基本的なカメラスペックは同じで、夜間に強いSTARVISを採用。200万画素センサーによるフルHD画質記録ができる。昼夜を問わず鮮明な映像を記録でき、夜間やトンネル内も高感度なSTARVISの効果で十分な明るさを確保。しかもフレームレートが最大60fpsのため、映像再生時の動きがとても滑らか。

 

【設定】大型の操作ボタンで設定も容易

▲運転支援機能が充実し、走行速度やさまざまな警告を表示。車線逸脱防止システム、前方衝突警報システムなども備える

▲背面の2.4インチディスプレイを見ながら各種の設定や記録映像の再生ができる。Wi-Fi接続したスマホでの操作も快適だ

▲フロントカメラユニットには大型の操作ボタンを装備し、使い勝手に優れている。各ボタンの役割は画面の下端にアイコンで示される

 

【再生】フルHD画質モデルの中では優秀

<昼間>色付きのガラスでも明るくキレイに映るから安心

▼FRONT

▲フルHD画質機としてはトップレベルの鮮明な映像。フレームレート60fpsで動きも滑らか

▼REAR

▲色付きガラス越しでも明るくシャープに映る(黒く見える線はリヤウインドウの熱線)

 

<夜間>ヘッドライトの当たらないところも鮮明に見える

▼FRONT

▲STARVIS採用センサーだけあり、ヘッドライトが当たっていない場所の状況もよく見える

▼REAR

▲明暗差を自動補正するWDR機能によって白飛びや黒つぶれが発生しにくく、映像も見やすい

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※2021年6月16日発売「Car GoodsPress」95号47ページの記事をもとに構成しています

<レポート/浜先秀彰 撮影/澤田和久>

 

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