Samsungは、世界最大のメモリチップメーカーおよびスマートフォンメモリブランドとしても知られていますが、2021年第1四半期(1月〜3月)にスマホメモリ市場で約半分のシェアを占め、他社を寄せ付けなかったことが明らかになりました。
リモートワークによりスマホやタブレットの需要が増大
調査会社Strategy Analyticsによれば、Samsungは2021年第1四半期にスマホメモリ市場で49%の圧倒的な市場シェアを獲得したとのことです。2位となったのは同じく韓国のSK Hynixで、23%のシェアを占めました。3位の米Micron Technologyは、14%のシェアにとどまりました。
世界スマホメモリ市場の市場規模は、2020年第1四半期には94億ドル(約1兆376億円)でしたが、2021年第1四半期には114億ドル(約1兆2,584億円)に達し、驚異的な収益増を記録しました。
これは、COVID-19のパンデミックを受けてリモートワークと在宅学習が増加し、スマホやタブレットの需要が高まったことによるものとされています。
Samsungは、個人用電子機器向けのメモリ半導体需要の増加および価格の大幅上昇により、第2四半期営業利益が前年同期比で53%増になった、と先日報告したばかりです。
スマホメモリ市場のより詳細なシェア状況
SamsungはNAND型フラッシュメモリ市場で、2021年第1四半期に前年同期比で収益を18%伸ばし、42%のシェアを獲得しました。SK HynixとKioxia Corporationは、それぞれ20%と19%のシェアを占めました。
DRAM(PC、ラップトップ、サーバーなどに使用)市場では、Samsungは2021年第1四半期に54%のシェアを獲得しました。SK HynixとMicron Technologyは、それぞれ25%と20%のシェアを占めました。
DRAMの価格は過去数カ月間上昇しており、Samsungは2021年第1四半期に54%の営業利益増を報告しています。
Source:Yonhap News Agency via SamMobile
Photo:Samsung
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-382109/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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