並べてわかった!レゴ「アディダス スーパースター」は想像以上にスーパースターだった!

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

また都内では緊急事態宣言が出てしまいましたね。宣言が出ていない期間だと休みの日はよく外出しているのですが、宣言中はそうはいかない。今は自宅でのんびり過ごしています。そんな緊急事態宣言が始まった去年から、いろいろとモノ作りをしています。といっても作っているのはホビー関連。去年のゴールデンウイークにミニ四駆を大人買い(10台くらい)したところからはじまり、ガンプラに初めて挑戦したりして、週末を自宅で楽しんでいます。

そして今月もまた宣言が出てしまったわけなので、また何かを作ってみようかなと思い、手を出したのがLEGO。&GPでもよく紹介していますが、実際に自分で作ったのは、それこそ小学生のときくらい。今は子ども向けばかりではなくて、大人向けのレゴも多数出ているんですよね。

そんなわけで、今回作ることにしたのが「レゴ アディダス オリジナルス スーパースター」。アディダスの名作「スーパースター」をレゴで再現したというモノ。総ピース数は731個というのは、多いのか少ないのかちょっとわかりません(大人レゴの中には2000ピース以上ってのもあるから少ないのかな?)が、制作時間は約4時間。なかなか苦労しましたが、その完成度の高さにはちょっと驚かされました。

パッケージまでアディダス箱というこだわりの「レゴ アディダス オリジナルス スーパースター」。パーツは1〜7の数字が振られたビニール袋に分かれており、それぞれにレゴがバラバラと入っています。ちなみに、731ピースというのは1足分。残念ながら1セットだけでは2足揃わないのです。でも製作時間4時間と考えたら、1足でいいかも(笑)。作り終わってから知ったのですが、7のパーツは2足目を買った際に左足用を作る際に必要なパーツなんだそうです。これは、満足したら買ってねってことなのか…。

説明書をパラパラめくって気がついたのですが、レゴってテキストが一切ないんですね。イラストだけで完成までの工程を紹介しています。これはちょっと驚き。

▲こんな感じでいろんパーツを設置していきます。今見えている部分は完成後には見えなくなってしまうのですが、見えない部分もしっかり作り上げていきます

 

インソールから組み立てていくのですが、同じようなパーツを何個も設置していくようにみせて、じつは1個だけ向きが違ったりと、結構細かい指示が多いです。しかも間違った箇所に設置してしまうと、なかなか取れずにイライラ。くそ、爪を切ったばっかりで全く取れん!

▲こちらはヒール。カーブしたパーツを使って丸みを表現しています

▲アッパーを製作中、真ん中の白いパーツを設置する場所を1列間違えていました。これが全然取れず、10分ほど「取れねーなー」とぶつぶついいながら悪銭苦闘していました

▲だんだんとアディダスの象徴3本ラインも見えてきました

実は8割ほど組みげて知ったのですが、ブロックを剥がす専用アイテムもちゃんと付いていたんです。いや〜、よく考えられているもんだな。インソール→ソール→ヒール→左右のアッパー×2と組み上げていくのですが、本当にスニーカーを組み上げていく感じで、ミニ四駆やガンプラとは違った面白さがあります。

ソールとアッパー、ヒールを合体させると一気にスニーカー感が出てきました。ここまでくるとだいたい8割。そう、ここまできてブロックを剥がすアイテムがあることにきがつきました。遅い!

▲細かいパーツをいくつも合わせてソール、アッパー×2、ヒール、シュータンという4つの大きなパーツが完成しました。

シュータンにはゴールドに浮かぶアディダスのトレフォイルロゴ(三つ葉ロゴ)。これぞスーパースターの象徴! そしてトゥパーツを付け、シューレースを通すといよいよ完成です。ちなみに、このシューレースはスーパースターで使われているモノと同じものなんだそうです。

▲シューレースと通した状態

さて、ついに完成した「レゴ アディダス オリジナルス スーパースター」。クオリティ高! せっかくなので本家スーパースター(といっても復刻モデルですが)と並べて見比べてみました。

▼上から

▲スニーカーと合わせるために、アディダスの商品ページを見ながらシューレースを綺麗に結び直しました

▼アッパー

スーパースターの大きな特徴でもある、レトロでシンプルなデザインをばっちり再現しています。レゴでもスリーストライプスがアクセントとして効いていて、スポーティなムードを放っています。

▼シュータン

シュータンの位置には“金ベロ”ともゴージャスなロゴをデザイン。「スーパースター」という名前にふさわしいオーラをレゴでもばっちり再現しています。

▼トウ

貝殻のようなつま先“シェルトゥ”もレゴで再現。こちらは細かいパーツを組み合わせたわけではなく、この形(左右には分裂します)として他のパーツと一緒に袋に入っています。貝殻っぽさを強調する放射状に広がるラインもデザインされていますね。

▼ヒール

スポーティな印象のヒールをレゴでも再現。トレフォイルロゴとブランドネームがデザインされています。

ところどころ丸みがなくてゴツゴツしている部分もありますが、かなり再現度が高いと思います。なんかドッキリで友達にプレゼントする際に、片方をレゴにしておくってのも面白そう。それにしても、よくここまで再現できるなと。ここ数ヶ月で発売されたレゴのスペースシャトル、タイプライター、グランドピアノの再現度の高さは本当に驚かされます。

ここで終わりかと思いましたが、ちょっとまった! レゴの楽しさはこれだけじゃないはず。もっと自由にいろいろカスタムできるのも、またレゴの楽しみ。少量のバラのパーツを買ってきたので、芸術センスゼロではありますが、スーパースターをいろいろとカスタムしてみました。

▼緑や花をイメージした小物を追加

夏の雰囲気を出してみたいなと思ったので、草木をイメージしたグリーン系を追加。ちょっとかわいい雰囲気が出ているような気がします。

▼乗り物好きをアピール!

レゴ=自由ということで、レーシングカーや飛行機を設置。インテリアになるんだから、これくらいぶっ飛んでてもいいのです。ちなみに、レーシングカーはちゃんとタイヤが回るし、飛行機もプロペラが回転します。

▼アッパーとヒールに新しいデザインを追加

細々したパーツをいじっていたら円を作れるということがわかったので、アッパーとヒールに1個づつ追加してみました。変な配色? そんなことは気にしません。レゴは自由なんですから、自分が気に入ったようにカスタマイズすればいいのです。

*  *  *

▲カスタマイズもいいけど、部屋に飾るならやっぱり元のままがいいかな(笑)

「大人レゴ」というだけあって、なかなかの複雑な構造で、組み立て中は時間を忘れてついつい夢中になってしまいました。先述したとおり731パーツで約4時間(撮影などもしていましたが)はけっこうかかりましたね。でも以前&GPで紹介したスペースシャトルは2000ピースを超えているというし、ひとりで作ったらおそらく1〜2日じゃ完成しなさそうですね。それにもしてもせっかく再現度が高いのだから、1足じゃなくてもう1足買ってしまおうかな〜。

>> LEGO

<文・写真/野田博記(&GP)>

 

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