新方式マイクロLEDディスプレイ製造か〜次世代Apple Watch搭載と噂の新技術

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韓国メディアThe Elecが、Samsung Electronicsに代わりSamsung DisplayがマイクロLEDディスプレイパネルの製造を開始すると報じました。自発光ディスプレイであるマイクロLEDディスプレイは、次世代Apple Watchが搭載すると噂されています。

小型マイクロLEDディスプレイパネル量産化に進展か

Samsung製マイクロLEDディスプレイ搭載テレビに用いられるマイクロLEDディスプレイパネルは現在、Samsung Electronicsが製造していますが、今後Samsung Displayが製造する可能性が高いとThe Elecが伝えています。
 
報道によれば、2021年初頭にSamsung ElectronicsはSamsung Displayに対し、マイクロLEDディスプレイ用低温多結晶(LTPS)TFT(Thin Film Transistor)パネルの製造を依頼、これを小型テレビに採用するべく検討しているようです。
 
「The Wall」など100インチを超える大型のマイクロLEDディスプレイ搭載テレビには、プリント回路基板(PCB)が使われてきたとThe Elecが説明しています。

2023年か2024年のApple Watch搭載と予想

LED関連情報専門メディアLEDinsideは、「マイクロLEDディスプレイiPhoneより先にApple Watchに搭載される」と伝えていました。
 
AppleInsiderは、マイクロLEDディスプレイ搭載Apple Watchが2023年か2024年に発売されると予想していました。

次世代ディスプレイとして各社が小型化目指し開発中

Appleは今後、有機EL(OLED)ディスプレイをiPadシリーズにも搭載すると噂されていますが、同ディスプレイには「輝度」「寿命」「焼き付き」の問題があると指摘されています。
 
マイクロLEDディスプレイはコストと小型化の問題さえクリアできれば、次世代ディスプレイの本命になり得ると期待されています。
 
シャープ子会社のシャープ福山セミコンダクター(広島県福山市)が小型のマイクロLEDディスプレイの開発に成功している他、ジャパンディスプレイ(JDI)や京セラも開発中とみられています。
 
 
Source:The Elec
Photo:Appledsign/Facebook
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