2021年第2四半期(4月~6月)の中国スマートフォン市場は前四半期比で13%減、前年同期比でも6%減となりました。その結果、第2四半期としては販売台数が2012年以来の低水準となっています。また、Huaweiが前年同期比で-72%と大きくシェアを落としています。
2012年以来の低水準の中国スマートフォン市場
調査会社のCounterpointによると、2021年第2四半期における中国スマートフォン市場の販売台数は約7,500万台で、前四半期比で13%減、前年同期比でも6%減となりました。
これは、第2四半期としては2012年以来の低水準です。
この理由として挙げられているのは、Huaweiの凋落によってできた空白をほかのメーカーがすぐに埋められていないという点です。
Huaweiの販売台数は前年同期比で-72%と、大きくシェアを落としています。
Huaweiは中国では強力なブランドであり、そのユーザーの多くはほかのブランドに乗り換えずにHuaweiの端末をそのまま使っているといいます。
また、中国のスマートフォン市場は非常に成熟しており、買い替え需要が中心となっているのも販売台数が伸びない理由の1つです。
VivoがシェアトップもXiaomiが猛追
メーカー別のシェアを見ると、Vivoが23%でシェアトップの座に立ちました。
一方、Xiaomiが前年同期比70%の成長を見せ、猛追しています。
Appleは前年同期比43%増でシェア14%を確保し、第4位の販売台数でした。
2021年第3四半期(7月~9月)は、Honorがシェアを伸ばすことにより競争が激化するとみられています。
Honorのシェアは、1月には5.1%だったのに対し、6月には8.4%に伸びました。
Source: Counterpoint
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-385684/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...