米ノースカロライナ州に建築予定の新キャンパスができるまでの仮オフィスを、Appleが5億円かけて改修する予定であることが分かりました。
新キャンパスの準備へ
2021年4月、Appleは今後5年で4,300億ドル(約47兆円)の巨額投資を行い、2万人以上の新規雇用を創出すると発表しました。その一環として、同社は米ノースカロライナ州に10億ドル(約110億円)を投じて新たなエンジニアリング&リサーチセンターを建設し、3,000人超の従業員を雇う予定です。
実際にAppleは、同州の州都ローリー近郊にあるリサーチ・トライアングル・パーク(RTP:Research Triangle Park)で約280エーカー(東京ドーム約25個分)ぶんを確保し、2018年後半より新キャンパスの建築を準備していました。
さらにニュースサイトMacRumorsによると、新キャンパス完成まで数年を要するため、Appleはローリーの南西に位置するケーリーにも、一時的なオフィスである仮設スペースを設ける計画を進めているようです。
改修だけで5億円
Appleが仮設スペースとして利用するのは、米保険企業MetLife(日本法人はメットライフ生命)の建てた3つのキャンパスのうちの1つで、総面積は22万平方フィート(約2万平方メートル)超となる見込みです。
入居期間が短いため、Appleは大きな変更や費用投下を避けたいと考えているそうですが、それでも改修には約550万ドル(約5億円)が投じられる予定です。Apple Park以外にも大掛かりなキャンパスを新たに作る背景には、サンフランシスコの高騰する物価を避け、オフィスを分散化することで幅広い地域から優秀な人材を募ろうとする狙いがあると見られています。
Source:MacRumors
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-385905/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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