Instagram、16歳未満の新規アカウントはデフォルトで非公開に

Instagram 16歳未満 非公開
 
Facebook傘下のInstagramは27日、16歳未満の新規アカウントをデフォルトで非公開とする仕組みを導入しました。悪意あるアカウウントの攻撃から若年層を守ることが目的です。

デフォルトで非公開に

今回の仕様変更によって、16歳未満のユーザーが今後新規でアカウントを作成した場合、彼らをフォローできるのは承認されたユーザーのみとなります。
 
これまでもInstagramでは、若年層がアカウントを作成する際は公開と非公開を選べるようになっていましたが、テストの結果、非公開設定がデフォルトの場合は公開を選択したのは5人に1人だったとのことです。これを受けて、Insagramは「若者はよりプライベートな体験を高く評価していることが分かった」と述べています。
 
すでにアカウントを所有している対象者には、非公開に切り替えることの「メリットを強調した」通知が送られます。

「特定の大人」からの保護も目的

非公開のデフォルト設定は、若者の体験を尊重するためだけに採用したのではありません。
 
16歳未満を不可視化する措置は、若年層をそれ以外のユーザーから守るためだと考えられており、年齢の高いユーザーと子どもを切り分けて「適切なバランスを採る」ことを主眼に置いています。
 
事実、Instagramは3月にも、年齢の高いユーザーがすでに自分をフォローしているティーンエイジャーにのみメッセージを送れるようにすると発表していました。
 
また今回の仕様変更では、メッセージをブロックされたり、子どものアカウントをフォローしていたりといった「潜在的に疑わしい行動」をとる「特定の大人」のアカウントから、若年層のアカウントを見つけにくくする仕組みを導入したことも明らかにしています。
 
 
Source:BBC
(kihachi)


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