iPhoneとiPadの搭載部品を小型化しバッテリー搭載スペース拡大を計画か

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台湾メディアDigiTimesが、Appleは自社製品において集積型パッシブデバイス(IPD:Integrated Passive Device)の採用を大幅に増やすことを計画しており、それによって各部品が占めるスペースが減少することでより大きなバッテリーが搭載できるようになると報じました。

iPhone13シリーズのロジックボード小型化に有用か

IPDは現行の部品より集積度が高いことから、ロジックボードなど基板上で各部品が占める面積を小さくすることができます。
 
AppleがIPDの搭載数を増やした場合、サプライヤーであるTSMCやAmkorにとって新たなビジネスチャンスになるとDigiTimesが伝えています。
 
アナリストのミンチー・クオ氏が2021年3月に伝えた、「iPhone13シリーズではロジックボードが小さくなることで、より大きなバッテリーが搭載できるようになる」との情報には、IPDの採用拡大が関係しているとも考えられます。

iPhone13シリーズのバッテリー容量は約7%以上増加すると噂

iPhone13シリーズの外寸はiPhone12シリーズと変わらないにも関わらず、バッテリー容量は約7%〜15%増加するとみられています。
 
ロジックボードを小型化できれば、iPhoneだけではなく、年内登場と噂のiPad mini(第6世代)新型MacBook Proにおいても、バッテリー搭載スペース拡大に繋がると期待されます。
 
 
Source:DigiTimes via MacRumors, RF集積型パッシブデバイス(IPD)/長瀬産業
Photo:EverythingApplePro E A P/YouTube
(FT729)


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