株式会社One Small Stepは、匿名でのやり取りを重ね、徐々に友だちとしてつながることができるSNS「FLAPTALK(フラップトーク)」のβ版を2020年12月にリリースしました。
「FLAPTALK」は、従来のマッチングサービスやSNSとはひと味違う「つながりすぎない」SNSという斬新な設計。つながるか、つながらないかは投稿に対する「共感度」によるようです。そしてこのたび、同サービスの要とも言える「共感度」を示すボタンの機能がアップデートされました。
徐々につながるSNS
同サービスの最大の特徴は友達申請・フォローが不要なことでしょう。他ユーザーの投稿はまずは匿名で表示され、それに「共感」したりコメントしたりすることで上がる「共感度」に応じて徐々にプロフィール写真や名前、自己紹介などが見られるようになるという仕組み。最終的には個別チャットが可能となり、より相手を知った上で友だちとしてつながることができるといいます。
同サービスには、2021年4月に新機能「パーチ」が追加されました。「パーチ」とは「とまり木」を意味し、サービス内で同じ興味関心を持つ人や同じ大学や企業に属する人が集まれる機能となっています。例えば「読書」「映画」「福岡グルメ」などについて語るパーチは誰でも参加できるパーチとして開設されました。その他のパーチはβ版では招待制となっているようです。パーチにおいても「共感度」に応じてつながり具合が左右されますが、そもそも興味関心の似通った人が集まるため、共感度上昇も早いのではないでしょうか。
「共感ボタン」がリニューアル
ここまでの紹介でもわかる通り、同サービスの要は「共感度」。今回、この「共感」を示す「共感ボタン」がリニューアルしています。
これまでは、1タップで「共感した」ということを表現していたため、共感の強さを示すことはできませんでした。今後は、共感度数をインジケーターで可視化し、強く共感した投稿にのみコメントを送ることができる仕組みとなります。この機能のアップデートによって、より気の合う人との結びつきに重点を置いたサービスに生まれ変わったと言えるでしょう。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/159072
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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