一部Apple Store、App Clipによるセルフチェックアウトを導入

Apple StoreのApp Clipによるセルフチェックアウト
 
Apple Storeの一部店舗で、App ClipとApple Payを使ってスピーディに会計を済ませて商品を持ち帰れるサービスが導入されています。

Apple Storeアプリがなくてもセルフチェックアウト

Apple Storeでは、「Apple Store」アプリで商品のバーコードをスキャンして決済すれば、店舗スタッフと接触せずに商品を持ち帰れるセルフチェックアウトサービスが提供されています。
 
米メディア9to5Macが、一部のApple Storeでは、App Clipを使うことで、「Apple Store」アプリをインストールしていなくてもApple Payで決済し、商品を持ち帰れるようになっていると報じています。
 
iPhone用ケースなどアクセサリー類の売り場で、QRコードに似たApp ClipのコードをiPhoneのカメラでスキャンし、Apple Payで支払うと決済が完了します。
 
Apple StoreのApp Clipによるセルフチェックアウト
 
店内には「Scan. Pay. Go.(スキャンして、支払って、行こう)」と書かれた案内が掲示されています。
 
Apple StoreのApp Clipによるセルフチェックアウト
 
感染症対策として、人と人の接触を減らすことが求められる時代に合致したセルフチェックアウトサービスが、時代に合わせてさらに進化したといえそうです。
 
なお、Apple Park敷地内のApple Storeでは、MagSafeを利用してiPhoneを陳列できるスタンドが導入されています。

iOS14と同時に発表されたApp Clip

App Clipは、2020年にiOS14の新機能として発表されました。利用にはiOS14.3以降が必要です。
 
App Clipには、アプリをインストールしなくても、一部の機能を手早く利用できるメリットがありますが、残念ながら現時点では広く普及しているとは言えません。

 
Appleは、対応サービスを徐々に増やしており、2021年4月にはApple製品の保証状態がApp Clipで確認可能になったほか、5月に公開されたiOS14.6では、音楽認識アプリ「Shazam」がApp Clipで動作するようになっています。
 
先日発売されたApple Watch用のインターナショナルコレクションバンドのパッケージの外箱には、バンドデザインに合わせた文字盤をダウンロードできるApp Clipのコードが印字されています。
 
 
Source:9to5Mac
(hato)


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