米ポートランドの弁護士の男性が、市がホームレスの人々の所持品を不当に始末しようとするのをAirTagを使って食い止めた、と地元メディアが報じています。
個人所有物には30日間の保管義務
弁護士のマイケル・フラー氏(@UnderdogLawBlog)は、ポートラント市がローレルハースト・パークから撤去したホームレスの人々の所持品に、隠れてAirTagを設置していたことをソーシャルメディアで明らかにしました。
所持品はごみ中継施設に運ばれたとみられていますが、オレゴン州の法律「ORS 203.079(d) 」により、パークから撤去されたすべての個人所有物は30日間保管されなければならない、とフラー氏はコメントしています。
BREAKING – Last week we secretly put location trackers on various personal items swept by the City of Portland from Laurelhurst Park.
ORS 203.079(d) required the City to store all personal items taken from Laurelhurst Park for 30 days so their owners could retrieve them. pic.twitter.com/7LZyHQf1KY
— Michael Fuller (@UnderdogLawBlog) August 4, 2021
フラー氏の一行は、ホームレスの人々の所持品を取り返すためにごみ中継施設を訪れましたが、今のところ回収はできていないようです。
Thanks!
We are all working pro bono and can use as much help as possible!
Here is a more zoomed in map screenshot of the trash dump our team visited today. We were unable to retrieve the items from the dump. pic.twitter.com/L8CclBZ4b0
— Michael Fuller (@UnderdogLawBlog) August 4, 2021
地元メディアPortland Tribuneによれば、ホームレスの人々の所持品には全部で16個のAirTagが埋め込まれていたとのことです。パーク内のホームレスコミュニティは、市が不当に彼らの所持品を処分した、と以前から不満を訴えていました。
Source:Portland Tribune via AppleInsider
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-387353/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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