Appleは2022年モデルのiPadに有機ELディスプレイ(OLED)を搭載すると噂されていますが、ミニLEDバックライトのサプライヤーであるEnnostarは引き続きミニLEDバックライト搭載ディスプレイ(以下、ミニLEDディスプレイ)が採用されると予想しています。
ミニLEDバックライト用チップの生産規模拡大
台湾メディアDigiTimesによれば、Ennostarは2021年5月中旬以降、バックライト用ミニLEDの製造ラインをフル稼働させているとのことです。
Ennostarはこの分野への投資を検討しており、2021年におけるミニLEDチップの売り上げが全体に占める割合を30%まで高めるべく、生産規模を拡大する予定です。
OLEDディスプレイは小型タブレット向け?
Ennostarは、Appleを始めとしたタブレット端末メーカーが2022年にOLEDディスプレイを採用するとの報道に対し、「大型タブレット用OLEDディスプレイは歩留まりが悪く製造コストが高くなる」と指摘、OLEDディスプレイの搭載は小型タブレットに留まり、大型タブレットにはミニLEDディスプレイが採用されるとの予想を伝えました。
2022年モデルの11インチiPad Proに関し、OLEDディスプレイを搭載するというものとミニLEDディスプレイを搭載するというもの、2つの噂がありました。
テック系メディアPocket-lintは、ミニLEDディスプレイは黒の表現に優れるがパネルを薄くするのが難しく、OLEDディスプレイは画質は良いが焼き付きが起こる可能性があると指摘していました。
Source:DigiTimes
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-388533/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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