Googleが2要素認証で利用するTitanセキュリティキーのラインアップ簡素化、Bluetooth版廃止・NFC対応USB-C版追加

グーグルが2要素認証で利用するTitanセキュリティキーのラインアップ簡素化、Bluetooth版廃止・NFC対応USB-C版追加

Google

Googleが、2要素認証で利用するTitanセキュリティキーのラインアップ簡素化を発表しました。これまであったBluetoothタイプのセキュリティキーが廃止され、USB-AタイプとUSB-Cタイプの2種類のみとなります。

USB-Aタイプは従来と同じものですが、USB-Cタイプは新しくなりNFCに対応。これにより、両モデルともNFCをサポートします。Googleによると、NFCがAndroidやiPhoneで幅広く利用されているため、こちらに重点を置くとのことです。

Googleは2018年にTitanセキュリティキーを発売。Google自身もフィッシング対策として社員向けに導入しており、フィッシング被害が0件になったとしています。

Google、社員へのセキュリティキー導入でフィッシング被害が0件に
Google印のセキュリティキー、Titan Security Key発表。普及のきっかけになるか?

その後、USB-Cタイプも追加され、3タイプが販売されていましたが、このうちBluetoothタイプについては、有力セキュリティキーメーカーのYubicoから「NFCやUSBと同等のセキュリティレベルを満たしていない」と批判されていました。

ちなみに、USB-CポートがあるiPadではUSB-Cのセキュリティキーが利用できますが、Lightningの場合は、Apple純正のLightning to USB Camera AdapterがあるのでUSB-Aタイプの利用を勧めるとのことです。

新しいTitanセキュリティキーは、すでに日本のGoogleストアにもページが用意されています。執筆時点では在庫なしとなっていますが、USB-Cタイプは4500円です。

(Source:Google(1)(2)Engadget日本版より転載)

関連記事
Twitterがセキュリティキーを唯一の2要素認証手段として設定可能になったと発表
TwitterがハードウェアセキュリティキーをiPhoneとAndroidでもサポート
Yubicoが最新セキュリティキー「Yubikey 5C」を発表、価格は約5800円
PC認証などに使うセキュリティキー「YubiKey」を従業員などに直接発送可能に、発送・在庫管理はクラウドで
GoogleはTitanセキュリティキーのUSB-C版を発売へ
Googleが2段階認証キーのTitanセキュリティキーバンドルの日本での販売開始
GoogleがAndroidのセキュリティキー技術をiPhoneやiPadに開放
Facebook、セキュリティーキーを使う安全なログイン手順を提供
GitHubがU2Fセキュリティキーをサポート、より強力な二要素認証を導入

カテゴリー:セキュリティ
タグ:Google / グーグル(企業)セキュリティキー(用語)Yubico(企業)


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA