Foxconn(フォックスコン)は電気自動車(EV)という野望に真剣になりつつある。同社は決算会見で投資家に、EVを生産する工場を2022年に米国とタイに建設し、翌2023年に大量生産を開始する計画だと語った。同社会長のLiu Young-way(リュー・ヤンウェイ)氏は、同社が欧州の工場候補地についても協議していると述べた。
米国の工場では、FoxconnはFisker(フィスカー)を含むEVクライアントのための車両を生産する。FoxconnとFiskerは5月に契約を交わし、Foxconnは2023年末までにFiskerのEVの生産を開始する。両社はProject Pear車両に共同投資し、そこから得られる売上高も分かち合う。
Nikkei Asiaによると、FoxconnはEV工場についてウィスコンシン州を含む3州と協議中だ。同社は今年初め、ウィスコンシン州にある既存の工場の計画を大幅に縮小した。リュー氏はまた、Foxconnが議論を巻き起こした工場でEVを生産するかもしれないとほのめかしていた。
計画されているタイの工場は、石油・ガスのコングロマリットPTTとの合弁企業の一部となる。2社はEVと部品生産のためのプラットフォームに取り組んでいる。Foxconnは毎年最大20万台のEVを生産する計画だ、とリュー氏は述べた。
編集部注:この記事はEngadgetに掲載されている。本稿を執筆したKris HoltはEngadgetの寄稿ライター。
カテゴリー:
タグ:
画像クレジット: SAM YEH/AFP / Getty Images
[原文へ]
(文:Kris Holt、翻訳:Nariko Mizoguchi)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2021/08/13/2021-08-12-foxconn-plans-to-build-ev-factories-in-the-us-and-thailand-in-2022/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Kris Holt,Nariko Mizoguchi
Amazonベストセラー
Now loading...