Apple製品へのミニLED搭載に関する5カ年計画をミンチー・クオ氏が予想

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アナリストのミンチー・クオ氏が投資家に対し、Apple製品におけるミニLEDバックライト搭載に関する2022年〜2026年の見通しを伝えました。

新型MacBookがミニLEDディスプレイ市場拡大に寄与

クオ氏によれば、Appleは現在、バックライト用ミニLEDチップの供給不安を解消し、コストを削減するために新たなサプライヤーを探しているようです。
 
同氏は、2021年と2022年にMacBookの出荷台数が前年比20%以上の伸びを示すことで、ミニLEDバックライト搭載ディスプレイ(以下、ミニLEDディスプレイ)採用製品の市場拡大を牽引する役割を果たすと述べています。
 
現在、12.9インチiPad ProがミニLEDディスプレイを採用していますが、次期iPad Proでは12.9インチモデルに加えて11インチモデルもミニLEDディスプレイを搭載するとクオ氏は予想しています。
 
クオ氏の予想通りであれば、iPad ProでのミニLEDディスプレイ採用拡大があっても、今後の普及に果たす役割としてMacBookが重要になるようです。

2023年〜2024年に製造コストが下がる

クオ氏は、新型MacBook Proは新しいAppleシリコン「M1X」ミニLEDバックライトを搭載、2022年には新型MacBook AirもミニLEDディスプレイを搭載するとの予想を再び伝えています。
 
クオ氏の予想では、搭載製品の増加によりミニLEDディスプレイの製造コストは2023年〜2024年にかけて大きく下がり、普及が進む可能性があるようです。

マイクロLEDディスプレイも研究開発中

クオ氏はまた、AppleはマイクロLEDディスプレイを研究開発していることにも触れています。自発光式のマイクロLEDディスプレイは、最初にApple Watchに搭載されると噂されています。
 
 
Source:9to5Mac
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729)


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