GoogleのスマートフォンであるPixelシリーズには、「緊急情報サービス(Personal Safety)」と呼ばれるアプリが搭載され、いざというときのためにリアルタイムで位置情報を共有したり、周辺の自然災害などの情報を得たりすることができます。
このアプリに新たに「緊急SOS(Emergency SOS)」と呼ばれる機能が加わったことがわかりました。電源ボタンを5回押すことで、自動的にクラウドにアップされる動画を撮影するなどの動作を設定することができます。
電源ボタン5回タップで動画撮影の開始や緊急通報が可能
この「緊急SOS」機能は、電源ボタンを5回押したときにおこなう動作を設定できるものです。
設定できる動作には、
- 緊急通報をおこなう
- 位置情報、バッテリー残量、通話状況をリアルタイムに共有
- 自動的にクラウドにバックアップされる動画撮影を開始
といったものがあります。
このうち動画については、録画時間は最大45分で、圧縮により平均動画サイズは1分あたり約10MBになるとのことです。
録画された動画はユーザーのGoogleアカウントに自動的にアップロードされ、7日間保存されます。7日間が過ぎると自動的に削除されます。
アップロードされた動画は、緊急連絡先に設定された人と自動的に共有することも可能です。
緊急SOS発動前に5秒間のカウントダウンあり
この緊急SOS機能は、電源ボタンを5回押すとすぐに発動するわけではなく、発動前にまずは5秒間のカウントダウンがおこなわれ、その間にキャンセルすることも可能です。
目立たずにSOSを発信したい場合のため、カウントダウン時にアラーム音を鳴らさない設定もできます。
この機能は2021年9月29日に配信開始されたバージョン「2021.08.27」で追加されていますが、日本での利用可否については不明です。
Pixelシリーズにはほかにも、自動車事故を自動的に検出する機能が搭載されています。
Apple Watchには転倒時などに自動的に緊急通報をおこなう機能が搭載されています。
Source: XDA via PhoneArena
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-407369/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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