ナンガの「TAKIBIサコッシュ」で秋キャンプが快適になりました

秋キャンプって昼と夜の寒暖差が激しいですよね。

晴れた日の日中は半袖でも暑いくらいで、日が暮れ始めるとヒートテックにフリースを合わせるほど。結果、着替えの頻度が増え、ポケットに入れてたスマホが見当たらないってことがよくあります。

こういう時にあると便利なのがミニショルダー。Tシャツの上からでもアウターの上からでも身につけられるため、着替えのたびに貴重品を移すことなく、昼夜変わらず同じものに貴重品を収納しておけます。その上、保管庫の役割もしてくれてストレスが減るんですよね。

そうした理由もあり秋キャンプにミニショルダーを持って行くことにしました。

・貴重品とギアを分けて収納できる2室タイプ
・アウターの上にも中にも身につけられる薄マチタイプ。

このふたつを条件に探していたところ、さらに上をいくスペックを備えたミニショルダーを発見。

それはNANGA(ナンガ)の「TAKIBI SACOCHE」(9900円)です。

望んだ条件を満たしているだけでなく、火の粉に強い“難燃”タイプのサコッシュ。

でも、洋服が難燃仕様なのは嬉しいけどバッグが難燃仕様って意味あるの?って思いますよね。それが実際に使ってみるとそんな疑問を吹き飛ばすくらい、焚き火の前でサコッシュがあることは便利だったんです。

 

■ナンガはダウンだけじゃない

▲サイズ:W30×20×D4cm

ナンガといえばダウンシュラフで有名ですが、最近ではウエアやアクセサリーなどファッションアイテムも充実。ダウン素材を使ったウエアはもちろん、難燃素材“アラミド”を配合したNANGAオリジナルファブリック“TAKIBI”シリーズは、火の粉に強い上にファッション性と機能性を兼ね備えた人気シリーズです。また、コットンライクな質感がいい感じなんです。

焚き火前でのチルタイム。火の粉で大事なアウターに穴が開くのを避けるために用意したコットン100%のコートと焚き火パンツ。これでもう火の粉は怖くない。そう思っていたのですが、ウエアのポケットに入れるとスマホって取り出しづらい…。取り出すためにいちいち立ち上がったり体勢変えたりするのは面倒だし。そんな時に、火の粉に強いサコッシュがあるだけで本当に便利。

おかげで火の粉に怯えることなく、完全にリラックスして焚き火を堪能できました。

焚き火の前だけでなくテントの設営などでもサコッシュは本領発揮してくれます。

必要に応じてサッと前掛けにも後ろ掛けにも変えられるので、前屈みでも邪魔になりません。また、ポケットに貴重品が入っていないため、快適に屈伸運動できます。

テント設営時のサコッシュには貴重品とペグを入れていました。収納力に優れたキャンプパンツはポケットにペグを入れておくことも可能ですが、ポケットが破れてしまいそうでちょっと怖いんですよね。そこで、「ペグをサコッシュに入れて、携帯しながらテント設営したらラクチンではないか?」と考えて実践。やっぱりスムーズ。こんな小さいことに成長を感じたりして、ラクするための試行錯誤もキャンプの醍醐味なのかも。

そして、条件のひとつにしていた2室構造。このメリットはペグとスマホなどの貴重品を分けて収納できること。同じところに収納しておくと、スマホが傷ついてしまいそうで怖かったので、どうしても分けて収納したかったというのが理由です。

サコッシュの外ポケットにペグを入れるという選択肢もありますが、屈んだ時に落としてしまうことは避けたかったので、メインポケットが2室構造になっているのはやはり正解でした。

フロントについた外ポケットにはメガネやサッと取り出せるようにウエットティッシュなどを入れていました。すぐに出し入れできるポケットはあると便利。

収納力に優れたキャンプパンツも便利ですが、グローブやハンマーなどですぐに容量いっぱいになります。そういう時にもサコッシュがひとつあるだけでスッキリします。

 

■各所にアウトドアブランドらしい工夫が

街使いでも人気のサコッシュですが、キャンプシーンでは本当に活躍してくれます。
「TAKIBI SACOCHE」は30×20cmと若干大きめのサイズ感でペグなどの長モノも入れられて、さらに4cmの薄マチ設計。アウターの中に身につけることでファッションのアクセントにすることも。着こなしの汎用性の高さはサコッシュならではの魅力です。

ショルダーベルトにはデザインのアクセントにもなっているデイジーチェーン付き。一時的にサングラスをひっかけたり、カラビナなどでライトを取り付けたりもできます。

ショルダーベルトの裏側はクッション性のあるメッシュ素材。蒸れにくく、幅広なので背負い心地も快適です。

紐の部分はリフレクター素材入りのパラコードを使用。サイズ調整も簡単です。パラコードは耐久性に優れているので重いギア類も安心して入れられます。

そして最大の特徴であるナンガ独自開発素材の“TAKIBI”。難燃素材の弱点といわれる水や汚れの付着を考慮し、アラミド繊維とポリエステルの素材をナンガ独自の考えに基づいてバランス良く混合。丈夫さと高い難燃性があり、焚き火によって舞う火の粉の影響を受けづらいだけでなく、水や汚れにも強い生地になっています。難燃と言われないとわからないくらい、コットンライクな質感もポイントです。

*  *  *

キャンプにミニショルダーが便利なことは知っていましたが、今回の秋キャンプでそれをあらためて実感。

ミニショルダーも今ではたくさんの種類が発売されています。どれを買ったらいいか迷ったあげく、なじみのブランドや日常でも使いやすいシンプルなデザインに落ち着いてしまいがち。もしキャンプでも使おうと思っているなら、キャンプでの過ごし方を想像して選んでみてはいかがでしょうか?

難燃素材を使った「TAKIBI SACOCHE」、焚き火が醍醐味になってくるこれからの秋冬キャンプにはぴったりですよ。

>> ナンガ

 

<取材・文/宇田川雄一

宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。

 

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