スイッチサイエンスの子会社として科学技術分野の教育・教材開発・販売・出版などを行うスイッチエデュケーションは10月21日、教育向けマイコンボード「micro:bit」(マイクロビット)を使った車型ロボット教材を、佼成学園と共同で開発していることを発表した。佼成学園の「情報の科学」授業に試験的に導入し、教材の最終調整を行った後、高校での「情報」必修化に合わせ、2022年3月中の発売を目指している。
同製品は、micro:bitを搭載した車型のロボットで、高校の「情報Ⅰ」の学習に対応している。別売りのセンサーやサーボモーターなどのオプションパーツが追加可能。授業で使える説明書が付属する。暫定価格は税込4980円(micro:bitは別売)。
佼成学園では、これを使って以下のカリキュラムを実施している。
佼成学園で導入中のカリキュラム
- 題材として、飲食店で今後普及するであろう「配膳ロボット」を設定
- 配膳システムに必要な機能(店内を周回する、指定されたテーブルにモノを運ぶなど)を課題として設定
- 実際にレストランのミニチュア模型内で動かし、設計した通りに動作するか確認する
- 課題を1つずつクリアしていくことによりプログラミング的思考を身に着ける
- micro:bitのプログラミングにはMicroPython(Python 3の一種)を利用
上の動画では、オプションパーツのラインセンサーとサーボモーターを使用している。下の写真はラインセンサーとサーボモーターを装備したもの。
- Original:https://jp.techcrunch.com/2021/10/25/switcheducation-kousei-hight-microbit-study-materials/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:tetsuokanai
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