韓国メディアThe Elecが、Samsung Displayは2022年に出荷枚数が増加すると予想されるiPhone14シリーズ用低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)有機EL(OLED)ディスプレイに向け、生産規模を拡大すると報じました。
モバイル用OLEDディスプレイパネル生産ラインを拡充
TheElecによれば、Samsung DisplayはA4Eと呼ばれる予定の新しいモバイル用OLEDディスプレイパネル生産ラインに使用する予定の生産設備をサプライヤーに発注したとのことです。
新しい生産ラインでは、第6世代(1,500ミリx1,850ミリ)の基板を使用して、スマートフォン用の小型OLEDディスプレイパネルを製造します。
A4Eは、韓国の牙山市にあるSamsung Displayの工場で、かつて液晶パネルを製造していたL7-2ラインがあった場所に建設されます。
iPhone14シリーズ向けに生産数増加か
また、A3およびA4-1ラインは、Y-OCTAタッチ技術やLTPO-薄膜トランジスタ(TFT)技術に対応させるための工程を追加するために改良されました。
このため、交換されて使われなくなった機器もあります。これらはA4Eで再利用され、LTPO-TFTディスプレイパネルの製造を補完します。
iPhone14シリーズは、4モデル全てがLTPO-TFT-OLEDディスプレイパネルを搭載するとみられています。
Source:The Elec
Photo:Appledsign/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-415299/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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