薪ストーブや石油ストーブなど冬キャンプの暖房器具にはさまざまなモノがありますが、昔ながらの暖房燃料としてもうひとつ、練炭という選択肢があることをお忘れなく。コスパ良好、慣れてしまえばマッチ1本で火おこし可能、手間ひまかけずに安定した火力をキープできる練炭は、じつは正しく使えば意外なほど便利に使える固形燃料。
使用後も燃え落ちた灰が粉々に散らばることがないので後始末もラクだし、ススや煙のニオイもつきにくい。着火も片付けも手間いらず、あれこれ装備を増やさなくて済むのもありがたい。
ともすると物騒なイメージを連想しがちな練炭ですが、上手に使いこなすことができればかなり心強いはず!ということで、練炭専用に設計されたアウトドアコンロ「八輪/8RIN」(1万800円〜 10月26日現在)をご紹介。現在クラウドファンディングサイト・Kibidangoにて量産販売に向けたプロジェクトを11月28日まで実施中です。
普通、練炭を暖房器具として使う場合は、専用練炭コンロを使用するのが一般的。燃焼効率を考えた設計のおかげで一酸化炭素の発生もしにくく、安全に暖をとることができますが、最大の欠点がそのサイズ。
昔ながらの練炭コンロは七輪などと同じく珪藻土でできているため、どうしたって大きく重い。さらに素材特性上壊れやすいというおまけ付きで、どうにもアウトドア向きではありませんでした。
そこで登場したのがこの「八輪/8RIN」。一般家庭向けとしてポピュラーな4号練炭(直径11.5×高さ12cm)がちょうど収まるよう設計された、ステンレス製練炭コンロです。
特筆すべきはすらりとしたスリムなデザイン、さらに携帯に便利な組み立て式であること! 使うときは底板パネルに8枚の側板パネルのスリットを合わせて挿し込んでいくだけでOK、特別な工具を持っていかなくても問題なし。
分解時のサイズは14×18cmで、全てのパーツを重ねても厚さわずか13.5mm、付属の専用ポーチに納めれば持ち運びもラクラクです。
素材には耐久性に優れ、熱による変性のすくないSUS430を採用。しっかりと組み合った構造はケトル類はもちろん、スキレットやダッチオーブンの使用も可能です。
基本的には4号練炭での使用を想定した設計ですが、練炭以外に豆炭やオガライト、あるいは小枝や松ぼっくりなどを使ってネイチャーストーブとしても使用可能。ロゴスのECO COCO LOGOSも使用できるので、登山などで簡単な調理をしたり、飲み物を淹れるための小型ストーブとしても活用できそうです。
>> Kibidango
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/407952/
- Source:&GP
- Author:&GP
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