テレワークにウェビナー、サブスクの動画・音楽サービスにオンラインゲームなど、家庭でのインターネット利用は増すばかり。この機に高速なネット回線に乗り換えたり、ルーターを買い替えたりと、自宅のネット環境を見直したという人は多いはず。
ところでそのルーター買い替えに際して、ふと「うち、まだそんなにWi-Fi 6対応デバイスないよな…」なんて迷いを感じた人もいるのでは。先々のことを考えてWi-Fi 6対応のルーターを選んだものの、よく考えたら、日頃使ってるデバイスでWi-Fi 6搭載しているのって、じつはスマホぐらいだったりしませんか。
本当に高速化の恩恵を受けたいのは仕事で使うノートPCの方なんだけど、こちらはこちらで当面買い替え予定はないし…そんなユーザーならぜひ注目したいのが、バッファローから近日発売として発表された新製品「WI-U3-1200AX2」(オープン価格)。国内メーカーとしては初となる、Wi-Fi 6対応の無線LANアダプターです。
いまさらですが「“Wi-Fi 6”ってなんだっけ?」という人のためにちょっとだけおさらいすると、Wi-Fi 6(11ax)とは、5GHz 最大1201Mbps、2.4GHz 最大573Mbps(ともに理論値)という高速通信を可能にする高速Wi-Fi規格のこと。
現在広く普及しているWi-Fi 5(11ac)と比べて、5GHzで約1.4倍もの高速化を実現するのに加えて、もうひとつ大きな特徴が、複数のデバイスが混在する環境でも安定した通信を実現できるということ。混みあった電波環境の中でも安定した通信ができるのは、ニューノーマルな生活の中では大きなメリットです。
さてこうしたメリットを押さえた上で紹介したいのが、今回バッファローから発表された「WI-U3-1200AX2」。これは、その高速通信規格 Wi-Fi 6 2ストリームに対応したWi-Fiアダプターで、早い話が手持ちのノートPCに後付けすれば、そのままWi-Fi 6対応デバイスとして使えるようになるというアイテムです。
たとえ現在使っているノートPCがWi-Fi 6非対応であっても、この「WI-U3-1200AX2」をUSBポートに挿せばたちまちWi-Fi 6対応機器に早変わり。自宅や職場などにすでにWi-Fi 6による無線LANが使える環境が整っていれば、日頃使い慣れたノートPCをそのまま使いながら、高速で安定した無線LAN環境を手に入れられるというわけです。
本体はアンテナ内蔵のコンパクトなスティックタイプ。PC本体に直挿しすることもできますが、付属のUSB延長ケーブルを使えば据え置きでの仕様も可能です。通信速度や安定性の向上に寄与する“ビームフォーミング”に対応、自宅内のどこにいてもストレスの少ない快適な通信環境を実現できるのも高ポイントです。
具体的な仕様や発売時期、価格などについては現段階では発表がありませんが、現在使っているPCのワイヤレス性能に不満のあるユーザーなら、今後の続報は要チェックですよ!
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/407955/
- Source:&GP
- Author:&GP
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